木曜日のドラマ 『ありふれた奇跡』 『リセット』 『特命係長・只野仁』

ありふれた奇跡』第11話 最終回




見知らぬ若い女性から赤ん坊を預かった加奈(仲間由紀恵)と翔太(加瀬亮)。
5分で戻ると言ったその女性は、20分経っても戻ってこなかった。
加奈は、預かった赤ん坊を抱きながら荷物を持ってトイレに女性を探しに行くが、
女性の姿はなかった。
その上、赤ん坊まで泣き出してしまい、戸惑う加奈と翔太。
そんな2人は慣れないながらもミルクをあげたり、おしめを換えたりと、
買いに走った育児本を参考にしながら懸命に世話を焼く。
2時間経過…。
翔太は、預かった荷物から何か手がかりになるものがないかと探すが、
母子手帳どころか名前も何も見つからなかった。
警察に届けようと提案する翔太に加奈は、もう少しこうしていたいと本音を漏らす。
翔太はそんな加奈を理解しながらも、女性が戻らないと急き立てる。
だが、加奈は女性が戻ってくる気がすると女性の言い残していった言葉を信じていた。
そして、子供が産めない加奈にとって貴重な体験でもあり、赤ん坊を持つ親の喜びを
実感する加奈と翔太は、女性が戻るのを待ち続け…
さらに数時間が経過…。
だが、加奈と翔太の前に女性は現れなかった。


やがて、加奈に内緒で翔太が連絡した誠(陣内孝則)と警官の権藤(塩見三省)がやってきた。
一緒に警察に行こうと言われ、歩き出した加奈たちの前に母親の美代(末永遥)が姿を現した。
赤ん坊を見捨てようとしていた美代は、母親として育てる自信がないと打ち明け、
赤ん坊を受け取るのに戸惑う。子供を育てて苦労していた美代の気持ちを察する
加奈は、お母さんが1番と励まして赤ん坊を戻した。
赤ん坊を抱きながら反省している美代の様子にホッとする加奈。
その瞬間、加奈はお守で疲れがどっと出たせいかふらつく。


その後、焼肉屋さんに行って赤ん坊に悪戦苦闘する美代の相談に乗る誠と権藤。
再び2人きりになる加奈と翔太。
束の間だったが赤ん坊を持つ親を体験した加奈と翔太は、いいパパ、いいママだった
とお互いを褒めあい、赤ん坊の親を体験して幸せだった時間を終えた。
その後、加奈と翔太はホテルへ。
翔太がシャワーを浴びて出てくると、赤ん坊の一件で張っていた気が緩んだのか加奈は
眠っていた。
翔太はそんな加奈の唇にそっと手で触れると、その手を自分の唇にそっと当てた。


翌朝、ソファに寝ていた翔太は加奈に起こされて目を覚ます。
一緒に朝日を見たかった加奈は、翔太と朝日を見ながら赤ん坊の一件を話し始める。
子供を産めない自分に赤ん坊を預けるなんて誰かの仕業のように思えてしまう。
赤ん坊を目の前にして無力だったという加奈を翔太は自分たちは無力じゃなかった
ことを諭す。その言葉を受けて涙を流す加奈を翔太は優しく抱きしめた。
律子(キムラ緑子)の部屋に桂(戸田恵子)が突然訪ねてきた。
加奈が翔太との結婚を望んでいると知り、翔太の母親である律子に会いに来たという。
重夫(風間杜夫)と一緒に暮らしていることで家族付き合いを気にかけている素振りの桂に、
律子は翔太の母親だが、田崎家から飛び出してきた自分に翔太のことで口を出す気はないと
宣言し、中城家とは付き合わないから心配しないでと明るく言い放つ。
一方、朋也(岸部一徳)と重夫も喫茶店で会っていた。
加奈と翔太が結婚を望んでいることを知っている2人は、お互いの家族に女装癖がバレた時
を心配し、やめるべきかを話し合っていたが、2人で力を合わせて隠し通すことで話はまとまり、
隠し事がなければ人生が詰まらないと笑い合う2人。
田崎家では、事務所にいた四郎(井川比佐志)が職人の神戸(松重豊)に中断していた
工事の再開を告げた。
喜ぶ神戸は、家族を東京に呼び寄せるから母屋の一室を貸してもらえないかと相談を持ちかける。
子供がくれば四郎の気分も変わると言われた四郎は、翔太の知恵だと激怒。
子供ができないから自分に神戸の子供を宛がうのか?
翔太と重夫のいない田崎家の状況を考える四郎は、家が乗っ取られると提案を却下する。
その夜、神戸から話をきいた翔太が怒った様子で四郎に食って掛かった。
神戸は、四郎のことが好きだから一緒に暮らしたいんだ!もっと人を信用して心を開くべきだ!
と訴える翔太をあしらう四郎。


数日後、中城家と田崎家の家族がレストランで顔を合わせていた。
相変わらず結婚には反対している四郎の提案で、両家が集まることになったのだ。
立ち上がった四郎は全員を見渡すと、静かに話し始めた。
先日、翔太に言われた言葉が胸に響いてきたという四郎は、翔太の成長は加奈と知り合った
おかげだと加奈にお礼を言う。
そして、昔、苦労してきた自分の人生を語り、心配事は気持ちがあれば乗り越えられると
言い切った。
四郎の結婚を認める発言で加奈は涙ぐむ。
桂は、律子が遠くから幸せを祈るという言葉を翔太に告げる。
そして、静江(八千草薫)は、曾孫が欲しいと言っていたことは贅沢だった。
子供が産めない加奈に、悲しみにはきっといいことがついてくると語り、
2人におめでとうと告げた。
加奈と翔太は、両家の家族全員にお互いの気持ちを理解してもらい、結婚を祝福された。


後日、加奈と翔太は誠に経過を報告。
誠は美代を支えながら暮らしていることを告げる。
翔太に3人の写真を撮ってもらう誠は、俺1人ではないよとブイサイン。
一方、田崎家には神戸一家がやってきていた。
神戸の家族と楽しそうにする四郎は、満面の笑みを浮かべて集合写真。
朋也と重夫は相変わらず女装しながら街中を徘徊。
桂と静江は人形作りに励み、加奈と翔太もそれぞれの仕事をこなし、
いつもの日常を送るのだった。




最終回でしたがどうでしたか??
預かった赤ん坊は加奈と翔太たちから離れてしまったけど、
結局、加奈と翔太は、両家の家族にお互いの気持ちを理解してもらい、
祝福されたんですね。
最後の最後で2人の結婚を認めた四郎は、かなりいいことを話しました。
ジーンとキタ━━━━(°Д°)━━━━!!!!
しかし、加奈と翔太の出会いもちょっと変ってたけど、
過去に自殺をしようとしていた2人が不器用ながらも少しずつ惹かれあって
結婚に至った。複雑な展開がなんともいえない感じでした。
お互いに刺激されて成長していったんですね。
そして、2人の出会いから結婚まで携わっていた誠も、加奈たちと同様に
心に傷を負い、孤独で苦悩していた人生にピリオドを打ったんですね。
ヒュウマン・ラブストーリーのホームドラマのよさがじんわりと伝わるドラマでした。

火曜日のドラマ 『トライアングル』 『神の雫』 『メイちゃんの執事』 の豪華な3本立て

『トライアングル』第11話 最終回


25年前の冬のある日、葛城佐智絵が殺害事件が起きた。
亮二(江口洋介)はその日、佐智絵を見た最後の目撃者だった。


亮二は、ようやく辿り着いた25年前の事件の犯人と対決することを信造(北大路欣也)に報告。
佐智絵、志摩野(堺雅人)、サチ(広末涼子)が殺された3つの事件は、
同じ男の犯行だと告げる。
それを聞いた信造は、15年前に起こった八ヶ岳で別荘が全焼した火災事件が一瞬頭を過る。
これからその犯人に会いにいくという亮二に信造は、すでにその男を捜査本部が追っている
と言い、亮二の危険な行動を止めようとする。
だが亮二は、全てが知りたい。25年前の真実を明らかにしたいと訴え、自ら犯人と対峙
させてほしいと頭を下げる。
その悲痛な願いを受け止めた信造は、亮二が遺体の第一発見者だったことを掴めなかった
自分の不甲斐なさを詫び、真相に迫ろうとする亮二を送り出す。


待ち合わせ場所のスタジアムにやって来た亮二に、舜(稲垣吾郎)から無線連絡が入る。
これ以上、犠牲者を出さないようにと信造に護衛を命じられ、現場に向かっているという舜は、
そこに現れる犯人が誰であるかをすでに知らされていた。
亮二に呼び出されてやってきた均(大杉漣)。
亮二は均に25年前の事件との関わりを厳しく追及。
緊迫したやりとりを続ける2人に、サチを狙撃したものと同じライフルの銃口が向けられていた。
亮二に狙いが定まったその瞬間、護衛のために駆けつけた舜が、拳銃を向け男の凶行を止める。
その男とは…丸山(小日向文世)だった。
サチが撃たれた時と同じ状況を作れば、犯人はまた2人を狙いに来る。
そう考えた亮二が丸山をおびき寄せるために仕掛けた罠だったのだ。
舜は、その予想が外れることをどこかで祈っていたと悔しさを爆発させると、
亮二の思ったとおり丸山だったと無線で報告。
協力していた均は、25年前の事件の真相を亮二に託す。
そんな中、観念した丸山は思わぬ行動に出る。
自首すると捜査本部に電話をかけたのだ。


大田西署で取調べを受ける丸山はサチの殺害を認めたが、亮二を守るために咄嗟に撃った
と過失致死を主張。
25年前の事件については、何も知らないと関与を否定する。
しかし亮二は秋本(佐々木蔵之介)から、25年前、亮二と間違えて秋本を見張っていた男が、
近所の交番のお巡りさんだったと聞かされていた。
当時、お巡りさんだった丸山を調べてみたら、その交番のお巡りさんだった。
葛城佐智絵殺害事件で亮二が、誰にも言うな!ずっとお前を見張っている!と脅されたこと
聞いた舜は、八ヶ岳での火災事件も亮二を見張っていた丸山の仕業…と促す。
そして、出火原因が花火の不始末になるように火をつけたこと、
確かな証拠はないが、当時、放火だったという疑いがあったことを亮二に告げた。
自分の両親や兄も丸山に殺された可能性があることを知り、丸山への疑惑が深まる亮二に
課長は、即刻研修を中断し、リヨンの国際警察(インターポール)に戻りなさいと指示する。
その指示に従うと、亮二はその代わりに丸山と話しをさせて欲しいと頼む。
だが、丸山はすでに捜査本部の手にあり、亮二が取り調べることはできなかった。
取調室から事情聴取を終えた丸山は、そんな亮二に可哀相にな…と哀れみながらも、
不適な笑みをこぼす。
その姿を見た亮二は、25年前の佐智絵殺害事件は、お前がやったんだよなと問い質すが、
何も言わない丸山。苛立つ亮二を舜が必死に制すると、捜査本部の人宛に信造から連絡が入る。
25年間、真実を追い求めている亮二に丸山と引き合わせてやってくれ。
時効により罪が消滅したとしても、人が心に受けた深い傷に時効はない。
そう告げた信造は、辞職を覚悟で、亮二が丸山を取り調べられるよう取り計ったのだ。


その後、取調室でついに対峙する亮二と丸山。
口火を切ったのは同席した舜だった。
亮二を狙って志摩野とサチの命を奪い、均に罪を着せようとしたのではないか?
15年前の八ヶ岳の火災も丸山の犯行で、警察上層部と繋がる新藤(宅麻伸)の存在を
意図的にちらつかせることで、事件をもみ消すことを狙ったのではないか?そんな舜の追及を、
丸山はどれも証拠がないとかわす。
その時、亮二が25年前の事件の証拠ならあると口を開く。
信造の捜査資料で事件を洗い直していた時、佐智絵殺害現場からの押収品だった野球カード
について、丸山が漏らした中畑のカードだろ!の一言。
警察が押収したのは、堀米(マギー)が落とした原のカードだった。
何処から中畑の名前が出てきたんだろうな?と問う亮二は、事件の日、中畑のカードを一枚だけ
落としていた。誰にも言うな!という犯人の言い付けを25年間守った亮二は、中畑のカードを
落としたのは、第一発見者だった亮二と犯人しか知り得ない事実だったのだ。
その切り札を突きつけられた丸山は、俺がやった。俺が何もかも全て1人でやったと犯行を自供。
激昂して机を蹴ると、亮二は、丸山を調べて引っかかることがあったと話し始める。
丸山は、家族を事故で亡くし、妹と2人きりで生きてきた。
だが、丸山の経歴には、妹はいなかった。
25年前、均の会社に勤めていた丸山の妹は、会社の金を横領した疑いをかけられて自殺していたのだ。
均に当時のことを聞いたが、丸山の妹が自殺をしたことを覚えていなかった。
名前もかすかな記憶で丸山みきこさんだと…。
均が無実の妹を疑ったままだったこと、妹の死をなんとも思っていなかったことを知った丸山は、
葛城佐智絵を殺して良かった。俺の大切な妹の命が奪われたように、あいつの娘の命を奪ったことは
間違いではなかった。俺のやったことは正しかった。
そう告白した丸山は、犯行に罪悪感はなく、不敵な笑みをこぼす。
そんな丸山は、事件の日、神様が導いてくれたんだ!と佐智絵殺しの動機を供述。
丸山は妹を奪われた恨みを均に向け、復讐のために佐智絵の命を奪ったのだった。
25年前の佐智絵殺害事件に新藤の名前があがった途端、担当刑事は外され、捜査は縮小。
結果的に逃げ切った丸山は、神様が逃がしてくれたんだ。時効も成立したんだから
殺してもいいということだったと開き直っていた。
当時の事件の真相によって、今まで丸山が亮二たちに見せたの行動や発言が嘘だったことが判明
すると、丸山は、亮二や舜を可哀相に…人を信じられなくなっただろと哀れむ。
その言葉を聞き、怒りが頂点に達した舜は丸山を殴りつける。
俺が全て悪いってわかってるんだよと反省の色を見せる丸山。
謝りながら舜の胸に飛び込もうと…その瞬間、丸山は舜の拳銃を咄嗟に奪い、自殺を図ろうと自分に
銃を向けた。もみ合いになる丸山と亮二たち。銃を奪った亮二に丸山は、撃てよ!と挑発するが、
亮二は、俺の大切な人が人殺しを望むわけないだろ。
真実が明らかになったことで俺はこれから自分の人生を生きていけると語り、
時効によって罪を償うチャンスを失った丸山を可哀相にな…と哀れむ。
その言葉を受けた丸山は、亮二たちと3人で捜査して充実していたため、
自分の犯罪に対して疑心暗鬼になっていたことを語った。
そんな丸山は、犯人が自分ではなく別にいてくれたらと願っていた。


数日後、均は佐智絵が殺された原因は自分にあったと反省しながら清子(風吹ジュン)に謝罪。
全ての真相が明らかになってホッとした清子は、サチのためにも新たな自分の人生を歩み出す。
舜は新藤に関連するすべての事件で隠蔽工作を働いた警察OBの代議士を告発。
信造は辞表を提出し、正義を貫くと誓う舜に後を託して警察を去る。
そんな信造は、家庭では良き父親ではなかったと話すが、信造の手帳を見ていた舜は、
子供に対する信造の思いを知っていた。
その手帳には、舜の子供の頃の写真が入っていたのだ。


亮二がフランスのリヨンに発つ日。
秋本から亮二に手紙が届く。
人生をやり直すのは、自分の人生だから自分次第だと亮二の言葉を受けた富岡(谷原章介)が
その言葉の重みをしっかりと受け止めていたこと、そして、その言葉をそのまんま亮二に返し、
これからの人生は自分の人生だということを手紙で告げていた。
そして、唯衣(相武紗季)に送り出された亮二は、25年前の事件現場へ向かった。
佐智絵に祈りを捧げ、サチの言葉を胸に…
亮二は、ようやく取り戻した自分の人生を歩み出すのだった。




最終回でしたが、25年間、真相を追い求めていた亮二がようやく犯人に辿り着き、
全ての真相を明らかに…そして、自分の手で犯人を捕まえたんですね。
そして、25年間も自分の人生を生きることができなかった亮二は、これから自分の人生を
取り戻し、自分の人生を歩んでいく…。本当によかったよ。
でも犯人が、亮二の身近にいた丸山だったとは、意外な結末でした。
ずっと、丸山は、亮二を見張っていたんだね。
ドラマを振り返ると、亮二の傍に丸山が確かにいた〜恐〜い。
自分的に犯人は均?信造?だと思っていたけど、どんでん返し??
トライアングルのヒューマンサスペンスミステリードラマを堪能。
犯人が丸山と判明した時、鳥肌たっちゃったょ。

月曜日のドラマ 『ヴォイス 命なき者の声』

『ヴォイス 命なき者の声』第11話 最終回



親友の頼みで尊厳死に協力し、医師としてやってはいけないことをしてしまった
貴之(名高達男)は、けじめをつけるために石末総合病院の院長を辞めた。


東凛大学の法医学研究所で大己(瑛太)は、最近、パンばかり食べている佳奈子
石原さとみ)に疑問を抱く。
シールのポイントを集めるとオシャレ小鉢が10個もらえるからパンを食べているの
と嬉しそうに話す佳奈子を非難する大己は、佳奈子とシールを集めて小鉢をもらうことで
言い争う。
そこに亮介(生田斗真)、哲平(遠藤雄弥)、羽井(佐藤智仁)たちがやってくる。
2人の言い争いを聞いた哲平も小鉢があっても料理なんかしないと大己同様、佳奈子を批判。
そんな佳奈子は、不満そうにしながらも何も言い返すことができなかった。
その夜、哲平のマンションに行った大己、亮介、羽井たちゼミ生は、法医学のゼミの打ち上げの
話をしながら、仲間との別れを惜しんでいた。
その頃、佳奈子は海外研修に一ヶ月間アメリカに留学するため研究室に残ってレポートを書いていた。


翌日、東凛大学の解剖室で大己、亮介、佳奈子、哲平、羽井たちゼミ生は、胸部をナイフで
刺されて死亡した成瀬喧一(ダンカン)と対面。
大和田(山崎樹範)は佐川、玲子、ゼミ生たちに遺体の詳細を報告する。
成瀬44歳、運送会社の配達員で妻との2人暮らし。
昨晩、住宅街の公園で胸をナイフで刺されて死亡した。
刺したのは坂田潔美(今野成美)という女子高生で、ナイフを持って襲い掛かってきた成瀬
ともみ合ううちに刺してしまったと潔美は正当防衛を主張。
潔美の体にもみ合ってできたと思われる傷があること、また、過去に成瀬が強制わいせつ事件
で逮捕されていることからも、潔美の主張は正しいと思われる。
潔美が東凛大学の理事長の親戚で、理事長から警察署長宛にくれぐれもよろしくと連絡があった
らしいと話す。
遺体解剖の作業をする佐川(時任三郎)と玲子(矢田亜希子)の手伝いをする佳奈子と羽井。
解剖結果、成瀬の死因は、肺損傷による外傷性穴居に基づく出血性ショックと判断。
ところがその後、大己たちは、玲子から佐川が潔美の正当防衛説に疑問に呈し、
大和田にもその方向で捜査を進めたほうがいいと助言したと聞き驚く。
潔美は大学の理事長の親戚であるため、佐川の判断を知った理事長は激怒。
他の大学に再解剖の依頼を出す。教授たちの間では、その鑑定結果次第で佐川の進退問題に
発展するのではないか、と噂が流れる。
事情を聞いた大己は、もみ合って刺さった成瀬の刺し傷が一箇所だけなのはおかしいことに気づき、
現場に行ってみない?と亮介たちを誘う。
その言葉を聞いた亮介たちは微笑む。
そんな亮介たちは、、法医学ゼミ生の仲間との別れが近づき、大己のその言葉が聞けなくなること
を残念に思いながら全員で現場に向かった。


その現場で大己たちは、成瀬と同じ職場の社員(ガダルカナルタカ)から
成瀬の起こした3年前の事件後、成瀬が心を入れ替えて一生懸命に仕事に取り組んでいたことや
成瀬の妻も事件のことを承知して結婚していたことを聞く。
その後1人で図書館に向かった大己は、成瀬が起こした3年前の事件を調べるうち、
そのときの被害者と潔美の共通点を見つける。
そんな矢先、大己たちは蕪木(泉谷しげる)から他の大学の教授が正当防衛を支持する
鑑定結果を出したと報告を受ける。
これにより、佐川は教授会にかけられてしまった。
心配するゼミ生に囲まれた佐川は、自分も大己たちと同じタイミングで法医学教室を去ることに
なりそうだと告げる。大己たちはゼミ生としての勉強期間を終え、それぞれの道を選択する時期
になっていたのだ。
今後の進路をどうするか、法医学を続けるか辞めるか、ゼミ生らの脳裏にはさまざまな思いが
よぎっていた。
亮介は父親の病院を継ぎ、佳奈子はアメリカ研修へ、哲平は科学警察研究所を目指し、
彰は法医学を続けることを決めるが、大己は進路を決めかねていた。


そんな中、大己は亮介たちと話しながら正当防衛説を否定する佐川の主張を検証。
意識を集中し考えるうち、大己は何かが偶然ではなかったことに気づき、ある結論にたどり着く。
そして、研究室を飛び出すと、佐川の進退について協議が行われている会議室へ走る。
まさに会議が終わったタイミングで飛び込んだ大己とそれを追ってきた4人。
そこにいた医学部長に向かい大己は、佐川は間違っていないから辞めさせないでくれと訴える。
そんな大己は、潔美に殺意があったと告げ、成瀬の体の刺し傷にもみ合ってできたとは
思えない不自然さがあること、潔美の手首の傷についても本人の供述どおりではありえないこと
を説明。
ところが、医学部長は、問題なのは佐川の主張の正当性ではなく学生の自主性を重んじ過ぎる
教育方針で、大己のような学生がその象徴だと冷たく言い放つ。
それを聞いた佐川は、自分の教育方針が間違っていたとは思わないし、未熟な学生が情熱の
あまり枠をはみ出すことは無駄なことではないと反論。
しかし、その言葉は受け入れられなかった。
その後、大己は出過ぎたことをしたと佐川に謝る。
そんな大己に佐川は、教え子が自分をかばってくれたことを教師冥利に尽きると
笑顔を見せる。
大己は、刺された成瀬は15分程度息があったが、あえて助けを求めようとせず、
死を受け入れようとしていたのではないかと自分の見解を述べる。
すると、佐川はそれを認めるように黙ってうなずく。
そして、大己の推理は正しいかもしれないが、法医学者には想像するだけではなく、
それを裏付ける事実を立証することが必要だと諭す。
その頃、大和田から取調べを受けていた潔美が殺意を自供。
潔美は、成瀬が起こした事件の被害者の親友で、事件後、親友は自殺してしまったのに
不起訴となり結婚し幸せに暮らしている成瀬が許せなかったというのだ。
一方、実験室に戻った佐川は、玲子と蕪木に法医学教室の今後を託す。
佐川の後任には誰が来るのか?と問う玲子に佐川は、ここにいると玲子を指差す。
驚きながらも玲子は佐川の教えを胸に精一杯頑張りますといい、引き受けた。


その日の夜、ちゅらちゃんで大己たちゼミ生は、佐川のもとで学んだゼミの思い出と
これから歩んでいくそれぞれの将来を祝して打ち上げパーティーを行った。
その帰り道、亮介たちに2人きりにされた大己と佳奈子。
突然、大己は目を閉じてと指示され、言われたとおりに佳奈子が目を閉じると、
大己は佳奈子に近づき、顔をジーと見つめる。
すると、大己は、佳奈子の顔にシールを3枚顔に貼り付け、只今の顔の得点3.5点と笑顔で叫んだ。
そのシールは、佳奈子が小鉢欲しさに集めていたシールだった。
小学生のような行動をする大己を見た亮介は、せっかく2人きりにしてやったのに俺たちの気持ち
わかってるのと大己を責めた。


後日、佐川に呼ばれた大己が教授室を訪ねると、佐川は覚えているか?と言って
15年前の地下鉄事故に関する新聞記事を見せる。現場にいたから…と頷く大己に、
実は自分もそこにいたのだと佐川。
当時、法医学者になるべきか?臨床医になるべきか?と迷っていたときに出会った
小学2年の大己(加藤清史郎)の死んじゃった人に、お医者さんはいらないの?という一言に
目が覚める思いがし、亡くなった人の力になれる法医学者になる決意をしたというのだ。
そして、短い間だったが、大己と法医学をやれてよかったと感慨深げに話す。
その言葉に心が決まった大己は、法医学を続けると宣言。
佐川は、大己が法医学に向いていると思った自分の目に狂いはなかったと笑顔を見せ、
笑い合う2人。
そこにやってきた玲子から大和田から行政解剖の依頼が入ったと報告された佐川は、
その依頼を引き受け、大己たちとの最後の解剖作業となった。


解剖室に入ると、佐川は、大己たちゼミ生に解剖室に入ったら個人的な感情を一切捨て、
遺体のことだけを考えるようにと告げた。
大己は、佐川から法医学を学びわかったことがあった。
医学とは、消えゆく命を救うため、死を先延ばしにするために存在する
のだと思っていたが、失われた命から発せられた声に必死に耳を傾けようとする
法医学があったということを…。


翌日、亮介、哲平、彰は、それぞれの新しい道を歩き始めていた。
そして、玲子は新任講師としてはりきり、蕪木はいつもと同じように実験に打ち込み、
佐川は新しい大学(鹿児島中央医科大学)の門をくぐり、法医学の講師を続ける。
一方、アメリカに旅立つ佳奈子を見送った大己は、大学に戻りキャンパスに立っていた。
法医学に対する思いを新たにする中、空を見上げる大己。
素晴らしい青空の中、その視線の先には滑るように飛ぶ飛行機が…。
まぶしそうに飛行機を見つめながら、大己はすがすがしい笑顔を見せるのだった。






最終回でしたが、ゼミ生たちはそれぞれの新しい道に歩き始め、はっきり進路が
決まっていなかった大己は、佐川の言葉で法医学を続けることにしたんですね。
みんなバラバラになってしまったけど、ゼミの仲間は法医学意外にも青春してた。
きっと、大己は、抜群の勘の良さ、自由な発想力、高く秀でた観察力・観察眼で
これからも命なき声を聞き、それを遺族へ伝えていくんだろうなっ。
大己と佳奈子の間で一波乱?あるかと思ったけど、お互い口には出さず、
お別れ…なんかそれがまた良かった。
しかし、最後まで大己の推理は凄かった…。

土曜日のドラマ 『赤い糸』 『RESCUE・特別高度救助隊』 『銭ゲバ』

『赤い糸』第10話




16歳の誕生日を一緒に過ごすと約束していた芽衣南沢奈央)と敦史(溝端淳平)は、
16歳の誕生日に再会を果たし、お互いの思いを残しながら悲しい別れを決意した。
その日、芽衣は、自分の隠されていた出生の秘密や両親・寿久(甲本雅裕)、
幸子(渡辺典子)が離婚することを知り、敦史は夏実(山本未来)の事実を知り、
2人は衝撃を受け、傷ついていた。
さらに敦史は自分を待っていた麻美(石橋杏奈)のリストカットという厳しい現実を
突きつけられた。そして、芽衣には沙良(桜庭ななみ)から誕生日のお祝いメッセージと
会って話したいことがあるというメールが届いた。


敦史は、病院に運ばれて一命を取り留めた麻美の傍で見守っていた。
麻美の主治医は、夏実も世話になっていた太田医師(鈴木浩介)だった。
太田は、森崎(小木茂光)から麻美と敦史が幼なじみということや、
麻美の両親が薬物依存症だったことを聞くと、敦史に自分自身を
傷つけた原因はわからないが、カウンセリングを麻美に受けさせた方がいいと
勧める。


新学期が始まると、芽衣は美亜(岡本玲)に沙良からのメールの話をする。
芽衣は沙良に何度もメールを返信したが、沙良からはあれ以来メールがこなかった。
美亜は、沙良の失くした記憶が戻ったのではないかと推測。
一方、敦史は太田医師(鈴木浩介)のカウンセリングを受ける麻美に付き添う。
麻美はリストカットした理由が自分でもわからなかった。
その後、麻美と水族館に行った敦史は、思い悩んでいた。
その頃、芽衣と愛瑠に話があるとハンバーガー店に呼び出した優梨(鈴木かすみ)は、
夏樹(柳下大)との間に子供が出来たと告白した。
妊娠4カ月と知った芽衣と美亜は、夏樹に話したのかと聞くが、優梨は2人の関係が
壊れるのが嫌でためらっていた。
そんな優梨は、子供ができたからといって急に大人にはなれないから子供をおろす
しかないと話した。
その後、芽衣と美亜が優梨のことを心配しながら公園を歩いていると、
ミヤビ(平田薫)に声をかけられる。
そこで、3人が世間話をしていると怒鳴り声が聞こえてきた。
すると、愁(若葉竜也)が数人の若者たち相手に凄い剣幕で怒鳴りながら暴行を加えていた。
止めに入ったミヤビは、愁に乱暴され突き飛ばされる。
芽衣と美亜はそんなミヤビを心配するが、愁に呼ばれるとミヤビは一緒に行ってしまった。


後日、敦史は夏実のことを太田に相談する。
夏実が家に引きこもっていると聞いた太田は、夏実が敦史に嘘をついた罪悪感が大きくなって
いると思う。不安が大きくなると悪いことしか考えられなくなるから注意して見守るように
と敦史に告げる。
その後、敦史は大叶神社で生活を始めた麻美の元にやってきた。
敦史は夏実が元気になるまでガソリンスタンドでアルバイトをすることにしたと報告。
それを聞いた麻美は、敦史が神社に来れなくなるの?と不安になる。


敦史がアルバイトから帰ってくると、夏実は芽衣と敦史の出会いが運命だったのかも
しれないと敦史に話す。
そんな夏実は、敦史と芽衣が別れることになったのは自分のせいだと考え始めていた。


優梨と夏樹が会う約束していた土曜日、優梨は、夏樹に話すことを決意し、
病院に行ったと切り出す。
だが、目も見ないで落ち込む夏樹の姿を見た優梨は、妊娠はしていなかったと
嘘をついてしまう。
その言葉に、ホッとしたと喜ぶ夏樹。
そんな夏樹に優梨は、もし、本当に妊娠していたらどうする?
そう問われた夏樹は、無理だよ。まだ高校生だから子供は育てられないし、
人生これからだよ。親にばれたらぶっ飛ばされる。
夏樹の答えを聞いた優梨は、涙を流して走り去る。


芽衣と春菜(岩田さゆり)は両親が離婚したため、芽衣は幸子(渡辺典子)、
春菜は父の寿久(甲本雅裕)と別々に暮らしていた。
久々に会った芽衣と春菜は、お互いの生活を話す。
そんな中、春菜は16歳の誕生日の日の夜、敦史に会いに行ったんでしょ?
そう問われて頷くと、芽衣は敦史と中学の頃に約束していたことを話し始める。
芽衣からどんな別れがあったとしても出会ったことには意味があると言われたと
聞いた春菜は、敦史は優しい人なんだねと話す。


そんな優梨を追いかけて呼び止めると、夏樹は、優梨から自分のことしか考えていないと
凄い剣幕で怒鳴られ、優梨の妊娠に気づく。
すると、優梨は、あたし1人が勝手にしたことなの?親のこと、自分の将来のこと、
子供が育てられないこと、その前にあたしのことは心配じゃないの?
2人のことだと思って真剣に考えて欲しかった。
でも、もういい、夏樹の人生の中にあたしはもういないんだね…といい、走り去った。
そこを通りがかった敦史は、夏樹から優梨の妊娠を聞く。
産まれてくる子供に対しての夏樹の思いを知った敦史は、勝手に子供を作っておいて
ありえないってのはおかしいんじゃない?産まれてくる子供は親を選ぶことができないんだ
と夏樹に突きつける。
その頃、優梨は芽衣のもとに行き、病院へ付いてきて欲しいと頼む。
産んでも後悔することや産まれてくる子供に対しての優梨の思いを知った
芽衣は夏樹ときちんと話し合って決めた方が良いと優梨に促し、
どうして親に望まれない子供は幸せになれないっていうの?
なってみなければわからないと主張した。


後日、夏樹に会いに行こうと決めた芽衣と美亜が、公園を歩いているとミヤビが愁と、
数人の若者たち相手に薬物取引をしているところに出くわす。
美亜はミヤビを呼んで止めるようにと説得。
しかし、ミヤビは愁たちは仲間だと譲らない。
その時、愁たちに警官が躍り掛かかった。
警官たちは、公園の監視カメラで薬物取引の現場を押さえ、おとり捜査していた。
散り散りに逃げる愁たち。
そして、芽衣と美亜も、ミヤビと一緒に逃げ出した。
同じ頃、敦史は家から姿を消した夏実を探していた。
敦史に援助を求められた森崎は麻美を神社に残して敦史のところに行く。
その直後、神社にやってきた沙良は、麻美に敦史を尋ねていた。


森崎と合流した敦史は、村越(松田賢二)の店に向かった。
すると、そこには逃げてきた芽衣と美亜がいた。
敦史の問いに、村越は夏実はいないという。
敦史は仕方なく、芽衣たちを連れて店を出ようとすると夏実が姿を現した。
芽衣を見た夏実は、マチ子(山口紗弥加)との記憶が蘇る。
そんな夏実は、何度も芽衣の名前を呼びながら確認するのだった。




第10話でしたが、陸が命を落としたから麻美も?って思ったけど麻美は、
一命を取り留めたんですね。
そんな麻美のところに沙良が敦史を尋ねて来たわけですが、沙良の記憶は
完全には戻ってなさそうな感じだけど、時間の問題??
もし、沙良の記憶が戻ったら、芽衣とわかりあえるのかな??
ミヤビは自分に優しくしてくれる芽衣と美亜を友達と思えるようになったみたい
だけど、愁から離れて薬物から手を引くことができるのかな??
優梨は夏樹との子供を本当におろすつもりなのかな??
2人の関係も気になります。
そして、夏実は芽衣と敦史の関係が壊れたのは自分のせいと責任を感じていたけど、
芽衣と出会ったことで、何かが変わっていくのかな??
敦史と芽衣の赤い糸は果たして…!?

金曜日のドラマ 『ラブ シャッフル』 『歌のおにいさん』

『ラブ シャッフル』第10話 最終回②




自分のキラキラを見出した啓(玉木宏)は、政治家の選挙に立候補を決意。
そんな啓は、諭吉(DAIGO)に芽衣貫地谷しほり)を託し、
2人の結婚式を陰で見守りながら祝福した。


後日、啓の選挙ポスターを撮る旺次郎(松田翔太)は、最後の仕事であることを告げる。
自分のキラキラに向かって挑戦する啓に刺激され、旺次郎は、戦場に戻る
決意をしたのだ。
お互いの決意を応援しあう啓と旺次郎は、イェーイパンダ〜♪と声を揃えて握手を交わす。
だが、愛瑠はそんな2人の友情を貶し、全てを失ってまで選挙に立候補する啓を非難する。
旺次郎は、愛瑠を宥めながらラブシャーのみんなで応援しようと話すが、
愛瑠は、啓を絶対応援しない!と怒ってその場を去ってしまう。
そんな愛瑠に戸惑う啓は、吾郎(袴田吉彦)と上手くいっていないのかなぁ?と問う。
すると、旺次郎に付き合いが上手くいっているからだろうと意味深に返され、驚く啓。


産婦人科で検診を受ける玲子(小島聖)に付き添った啓は、正人の後輩・吾郎と対面する。
玲子に紹介された啓と吾郎は、お互いの名前を聞き、驚く。
啓と吾郎は、愛瑠からお互い名前を聞いていたため、宇佐たん?亀ちゃん?と
呼び合う。だが、初対面の2人は、握手を交わしながらぎこちない挨拶をするのだった。
一方、コンビニで買い物をしていた海里は、カッターが目に留まる。
その時、後5分で日付けが替わろうした。
足早にコンビニを出る海里の前に旺次郎が現れると、海里は走って逃げ出す。
旺次郎に追われ、必死に逃げる海里は、足を躓き、転んだ機みにビニール袋の中身
からカッターが飛び出た。
旺次郎は、必死にカッターを取る海里から没収すると、正人から海里の誕生日が今日と聞いた
ことを話す。
そして、海里のリストカットの傷を見て、手を握る旺次郎は、タナトスが見える海里が
死のうとする気持ちを悟った。
海里の誕生日も終わり、足を痛めている海里をおんぶしようとスタンバる旺次郎に
海里は信じるの?と問う。
旺次郎は、俺にもタナトスが見えるから信じる。俺の中では、海里は死んでいるから1人ではない。
俺が一生守ってやるよ…と告げ、なんちゃって…と笑みを浮かべる。
その言葉を受けた海里は、嬉し涙をながしながら旺次郎の背中に抱きつき、旺次郎は海里を
おんぶして帰って行った。


翌日、選挙の事務所にやってきた愛瑠は、事務所の前で啓の様子を窺っていると、
そこにやってきた諭吉から声をかけられ、動揺しながらも一緒に事務所の中に入った。
すると、以前、啓と喧嘩して和解した暴走族の子たちもボランティアで選挙を手伝っていた。
愛瑠は、諭吉から啓が政治家になることをみんなが応援していることを聞くが、
政治家になれるわけないと悲観的だった。
だが、他人や弱い者を見捨てられない啓のような人が政治家になるべきだという諭吉の
言葉に心を揺れ動かされる。


雨の中、啓は、傘も差さずに駅前で道行く人たちに自分の考えを熱弁するが、
1人として足を止める人はいなく、誰にも相手にしてもらえなかった。
そんな啓の姿を愛瑠は、遠くから見守っていた。


啓は、久し振りに住んでいた高級マンションのフロアーで、旺次郎、正人、愛瑠たちと再会。
みんなで旺次郎の送別会をする。
そんな中、旺次郎は、戦場には連れて行けないから自分がいなくなったら海里の様子を
見てほしいと頼み、快く引き受ける愛瑠たちに感謝する。
みんなの方から何か言い残すことはないの?愛の告白なら今のうちだぜぇ…と正人にも
問いかけた。
そんな旺次郎は、啓と愛瑠の話を聞いて、正人の元恋人が自分に似ていることを知っていた
ことを明かし、ごまかそうとする正人に愛でもバイセクシュアルでもキモイとは思わないと
告げた。
その言葉を受けた正人は、僕を許すと言ってほしいと旺次郎に頼み、元恋人のことを話す。
元恋人が女性に心を移した時、酷く傷つけるような言葉を言ってしまった正人は、
それが原因で命を落としたのでは?と自分を責め苦しんでいた。
そう話す正人は、啜り泣きながら1人になるのが怖かったと打ち明けた。
すると、旺次郎は、元恋人になったつもりで芝居を試みるが、
許すとかではないよ!心からあなたを愛していたから…と自分の言葉で告げた。
その言葉を受け、号泣する正人の肩を旺次郎は抱き寄せ、啓、愛瑠も正人の手を
握りながら、正人の心の傷を痛感する。


日々、政治家の選挙に励む啓の熱意が次第に国民の人たちに伝わり始め、
駅前で熱弁する啓の元に人が集まるようになっていた。
一方、愛瑠は吾郎と一緒にいても心ここに有らずで、思い悩む。


病院に訪れていた玲子は正人と赤ちゃんを見ながら、私達の子供が産まれてくるのねと話す。
正人に父親が4人もいることを子供にどう説明するの?と問われた玲子は、父親は1人と返し、
お腹にいる赤ちゃんが正人の子供だということ、正人が1人ぼっちではなくなったことを告げた。
そんな玲子に正人は、感謝しながら授業参観に出てみたかったと話し、
2人は赤ちゃんを見ながら手をつないぐのだった。


戦場に向かう旺次郎が空港にやってくると、海里が待っていた。
驚きながらも旺次郎は、誰から聞いたんだよ?
そう問われた海里は、目がデロ〜ンとしている不良品のパンダを見せた。
啓に気づきながら旺次郎は、見送りぐらいいいかと話す。
だが、海里はパスポートを見せ、戦場に一緒に行くと示す。
あたしは、自殺でしか死ねないからピストルの弾も避けていく。
あたしが側にいれば、旺次郎は死なない。
その言葉を受けた旺次郎は、実は俺も怖がりだから相性がいいってか…。
そう言って、旺次郎は海里とキスをして抱き合った。


後日、愛瑠は吾郎とデートするが、落胆して元気がなかった。
そんな愛瑠の様子を察した吾郎が、元気がないみたいだけど、どうしたの?と切り出した。
すると愛瑠は、その言葉を待っていたみたいでずるいよねと話し始める。
吾郎は最高よ。吾郎といると安心すると言いつつも、自分が求めているものは、違う。
吾郎のように、一歩一歩力強くてゴールがあれば着実に前に進むのではなく、
自分がいなければどうしようもないという相手の欠点を見て安心するのを求めていた。
そう話す愛瑠に吾郎は、啓はそうじゃない?と問う。
愛瑠は、恋愛感情なのかはわからない、啓も自分のことを恋愛感情を持っていない
こともわかる。でも、それは関係ないと返し、啓への自分の思いを涙を浮かべながら告げた。


吾郎と別れを告げた愛瑠が急いで啓の元にやってくると、啓の演説に大勢の聴衆が集まっていた。
その状況に愕然としながら愛瑠が啓の演説を聴いていると、諭吉と芽衣がやってきた。
芽衣は、啓が本気を出すと凄いの。全然、二流のクズなんかじゃないの!と笑顔で話した。
そんな中、演説をしながら愛瑠を見つけた啓は、いきなり愛瑠を指で示し、振る。
戸惑いながらも愛瑠は、ジャパンダ〜とガッツポーズ。
すると、芽衣、諭吉、そして演説を聞いていた人たちも一緒になってジャパンダ〜と掛け声を
掛け合いその場が盛り上がった。


事務所に戻ると、愛瑠は、人を集めるだけ大したもんよと啓を褒めた。
そんな中、正人から愛瑠が吾郎と別れたことを聞いた啓は、別れた理由は聞かないけど…と
意味深に話し、動揺する愛瑠。
別に啓とは関係ないから…と怒る愛瑠に啓が、まぁ、まぁ、アイアイと宥める。
すると、啓の飼っている犬が反応を示す。啓は、犬にアイアイと名付けていたのだ。
名前に意味はないという啓だが、愛瑠とぎくしゃくしてしまう。
気分を害された愛瑠は、帰ると言って車に向かった。
愛瑠を見送る啓は、明日は?と問う。
その言葉に戸惑いながら愛瑠は、また来るわと返した。
2人がおやすみと言い合い、愛瑠が車に乗ろうとした瞬間、愛瑠の腕を掴んだ啓は、忘れ物…。
と愛瑠におやすみのキスをした。
キスを終え、啓がラブシャッフルというと、愛瑠は啓を引っ叩く。
だが、今度は、愛瑠から啓にキス。そして2人は、抱しめあうのだった。





最終回でしたが、ラブシャッフルというだけあって男女8人がシャッフルされましたぁ〜!!
啓は愛瑠、芽衣は諭吉、旺次郎は海里、正人は玲子。
意外な結末で面白かったです。
自分のキラキラを見出した啓は芽衣とは結婚せず、タラちゃんズの仲間である親友の諭吉に
芽衣を託したなんて、かっこよすぎだょ〜。
啓と愛瑠は、親友といっていたけど、やっぱり、恋愛感情があったんですね。
愛瑠も吾郎ではなく啓に惹かれたんだもん!!
男と女の間には親友はないってことだよねっ。
旺次郎は海里と相性がいいっていってたけど、そこには愛情があったんだろうねっ。
個人的に旺次郎にはまってしまいました。
旺次郎ってちょっとくさいことを言ったりしたけど、松田翔太くんがいうからか、
ヤバイ、胸キュン♪
そして、玲子のお腹の赤ちゃんが正人の子供で、2人が結ばれた??のには、驚きでした。
でも、孤独を怖がっていた正人に新たな人生が…。
ラブシャッフルは、女性が好むドラマかなっ??

金曜日のドラマ 『ラブ シャッフル』 『歌のおにいさん』

『ラブ シャッフル』第10話 最終回①



高級マンションの同じフロアに住み、エレベーターの中に閉じ込められて知り合った
啓(玉木宏)、愛瑠(香里奈)、旺次郎(松田翔太)、正人(谷原章介)たちは、
それぞれ恋の悩みを抱えていた。
そんな4人を中心に、運命の人は本当に1人だけなのか?そして、愛情か?相性か?と
いう疑問を確かめるため、それぞれの恋人を交換するというラブシャッフルを始めた男女8人。
ラブシャッフルに参加した男女8人は、1週間ごとに相手をシャッフルするというルールで
集まった。
ラブシャッフルを始めた当初、啓は恋人・芽衣貫地谷しほり)の気持ちを自分に
引き戻したいと右往左往していたが、芽衣からようやく元サヤに戻り予定通り結婚したいと
言われ、無事結婚することに…。そんな2人を愛瑠・旺次郎・正人は祝福。
愛瑠は新恋人?の五郎(袴田吉彦)と順調にいい関係が続いていた。


マンションに帰宅した啓は、愛瑠とエレベーター前でかちあい、
ラブシャッフルを振り返る。
男と女の間にはどっちらかが恋愛感情を抱き、親友などありえないと
思っていたが、啓と愛瑠の間で親友が成立。
2人にとってラブシャッフルは、いい思い出になっていた。
最上階のフロアーで啓と愛瑠の帰りを待っていた正人と旺次郎、
集合した4人は、恒例のパジャマパーティーを開く。
そこで、啓、正人、愛瑠は旺次郎に秘密である計画を実行する。
4人がフォークダンス?をしていると、諭吉(DAIGO)と海里(吉高由里子
がやってきた。
2人も仲間に混ざってフォークダンスをしていると、お酒の酔いが回ってきた旺次郎の
ダンス相手が海里になった。旺次郎は、何も知らずに海里と踊るが、海里の姿を見た瞬間、
うぉ〜でた!お化け…と脅えだす。
そんな旺次郎に啓たちは、海里が生きていたことを打ち明ける。
正人は、旺次郎の悲しむ姿を見せて海里の自殺を食い止めようとしていたことを告げ、
旺次郎に隠していたことを謝った。
事情を聞き、海里の20歳の誕生日もまだ終わっていないことも知った旺次郎は、混乱する。
そんな旺次郎に諭吉は、旺次郎の前から姿を消えて今さら旺次郎には会えないという海里の
ために啓の提案で行ったことを話し、啓たちは海里と明るく元気に乾杯しようとする。
だが、旺次郎は、自分が殺してやると苛立ちを露にし、海里の首を絞めようとする。
啓たちに止められ、正人からも謝られた旺次郎は、悔し涙を浮かべながら部屋に閉じこもって
しまう。1人残された海里は、涙に暮れる。


タラちゃんズの啓と諭吉は、今後の旺次郎と海里の行方を心配しつつ、
ある計画について話し合う。
啓は、親友である諭吉にだからこそ頼み、誰かに諭吉のキラキラを見せるために
あるサプライズを計画していた。
その後、愛瑠は諭吉と連絡が取れなくなる。


後日、啓と芽衣の結婚式の日を迎えた。
愛瑠、旺次郎、正人、玲子(小島聖)は、2人の結婚式に出席するが、
海里と諭吉の姿はなかった。
式が始まり、芽衣のウエディングドレス姿に魅了される愛瑠たち。
だが、愛瑠と旺次郎が振り向いた瞬間、ハプニングが起きる。
芽衣の隣には、啓ではなく、白いタキシード姿の諭吉が立っていた。
その状況に驚く愛瑠たちに玲子と正人は、事情を説明する。
玲子に政治家に向いていると選挙の立候補を薦められた啓はキラキラになる仕事だと思い、
決意を固めたのだ。
そんな啓は、芽衣に自分の決意を打ち明けていた。
中途半端な気持ちで挑戦するのは無理だから別れようという啓の思いを察した芽衣は、
友達として応援すると笑顔で告げた。
啓の良さを1番理解している芽衣は、自分のために我慢している啓の姿を見るのが辛かったのだ。
2人の別れ間際、啓は、初恋の人に初めての失恋したのが啓だから…と涙を流す芽衣を抱きしめ
ながら、芽衣のおかげで自分のキラキラを諦めずにいられたと感謝し、2人は笑顔で別れたのだ。


そして、芽衣の親にこの2人の結婚を賛成してもらったのは、株主の諭吉が芽衣の父親の会社を
買収し、株主総会で役員を総入れ替えを提案すると脅し、現状維持を条件として芽衣との結婚を
要求したのだ。
だが、芽衣はこの計画を実行した啓と諭吉を非難し、政略結婚を拒んだ。
そんな芽衣に諭吉は、お金で芽衣を手に入れるわけではないこと、結婚しても
指一本触れるつもりもないこと、ほとぼりが冷めたら離婚しても構わないことを約束した。
諭吉の誠実な言葉を受けた芽衣は、1人になって心細かったと泣きながら打ち明けた。
2人を見ていた啓に指示をもらった諭吉は、言った側から約束を破るようですが…
芽衣を抱きしめ、あなたを愛してますと告げ、芽衣もあなたを…。
啓と諭吉のタラちゃんズの友情で諭吉と芽衣の結婚が成立したのだ。


啓はそんな2人の結婚式を陰から見守り、8ミリビデオを撮りながら祝福していた。



最終回①でしたが、啓は自分のキラキラを見出し、芽衣との結婚は破談になったんですね。
でも、啓が政治家の選挙に立候補するのは、意外だった。
ラブシャッフルというだけあって、一組シャッフルされましたねっ。
芽衣は啓ではなく、諭吉と結婚。
最終回②でも、ラブシャッフルが起きそうな予感…!?

木曜日のドラマ 『リセット』 『特命係長・只野仁』 『ありふれた奇跡』

『リセット』第10話



陽介(葛山信吾)は千春(愛実)と結婚するが、同じ会社の二股相手だったひろ子
酒井彩名)は、千春と結婚する陽介を納得できなかった。
そんな中、結婚お祝いパーティーを開いてもらった陽介と千春は、祝福されながら
会社の仲間たちと盛り上がる。
だが、幸せな2人に嫉妬するひろ子は、部長の木下(林和義)にお酒を注いでもらい、
陽介を忘れようとやけ酒を飲んでいた。


パーティー後、帰宅した陽介と千春は、ようやく2人きりになる。
陽介が幸せにするよと誓うと、十分、幸せと返す千春。
千春は結婚した途端に壮大な邸宅に住むことができたと新婚生活に満足していた。
だが、陽介はマイホームは親の力だから自分の力で幸せにすると千春に約束した。
その言葉を受けて喜ぶ千春は、陽介に抱きつき、キスをする。
新婚ほやほやの2人がラブラブな雰囲気になっていると、陽介の携帯電話が鳴る。
電話の相手は、ひろ子だった。
助けて…と啜り上げながら訴えるひろ子の声を聞いた陽介は、千春に木下部長が飲みすぎ
て病院に運ばれたと嘘をつき、急いでひろ子の元に向かった。


ひろ子は、木下部長に強引に誘われてラブホテルへ連れて行かれていた。
そんなひろ子はその誘いを拒んだが、ついて来なければ契約社員の契約を切ると脅されたのだ。
陽介が事情を聞いているとシャワーを浴びて出てきた木下部長と対面する。
本当に違うんだと連呼して否定する木下部長に陽介は、気まずそうにしながらひろ子と
部屋を出て行った。


翌日、会社に出社した陽介は木下部長に呼び出され、変な噂を立てたら会社を首にすると
脅される。
その直後に陽介は、お局社員の宇多子(猫背椿)に呼び出されて資料室に行くと、
そこには、ひろ子もいた。
陽介は、昨晩の事情を聞いた宇多子やひろ子から木下部長の行為を会社に告発して欲しいと
頼まれ、常務に部長の行為を報告する。
だが、陽介は上司を告発したことで台湾へ左遷が決まってしまう。


その夜、陽介が帰宅するとひろ子が訪ねてきていた。
ひろ子から木下部長の告発や陽介との交際を聞いた千春は、陽介に別れようと言い出し、
家の権利書を渡す。
そんな千春は、陽介に慰謝料として家の名義を自分の名前にして欲しいと頼み、
契約書にサインしなかったら、ひろ子を殺して自分も死ぬと包丁を手にした。
ひろ子は、やれるものならやってみなさいよ。殺せないくせに…と千春を挑発。
煽られた千春はひろ子と大喧嘩。怒った千春がひろ子を刺そうとすると止めに入った
陽介の太腿に包丁が突き刺さる。倒れ込む陽介が救急車を呼ぼうすると携帯電話が鳴る。
その時、人生をリセットできる謎の人物・アンリ(田中直樹)が登場!!
告発したことを後悔している陽介は、YESを選択。


木下部長を告発する前まで人生をリセットした陽介は、宇多子やひろ子から告発して
欲しいと頼まれるが、断った。
すると、ひろ子は宇多子に陽介と2人にして欲しいと頼み、告発を拒む陽介を必死に説得。
最後の頼みも聞いてくれない陽介が許せなくなったひろ子は、制服のシャツを自ら
引き裂くと助けを呼んだ。
その現場を通りがかった宇多子は心配してひろ子に声をかけるが、ひろ子は泣きながら
その場を走り去った。陽介は宇多子からひろ子に何をしたのと疑われる。


それから数日間、ひろ子は出社せず、連絡も途絶えた。
陽介は、ひろ子のことを気にかけ心配するが、千春は、何も知らず幸せな新婚生活を
送っていた。


そんなある日、陽介が帰宅すると宇多子が訪れていた。
宇多子から聞いた千春は、ひろ子に乱暴した陽介を問い質す。
そんな陽介は、宇多子からひろ子が自殺して亡くなったことを聞く。
宇多子は、自殺現場の写メやひろ子が残した遺書があると話し、
遺書を読み始める。
私は、陽介に捨てられたあげく、会社で辱めを受けました。
もう、生きていけません。
お父さん、お母さん、今までありがとうございました。
陽介、恨みます。さようなら。
読み終えると、宇多子は、警察にも通報していないひろ子の自殺は、自分だけしか知らない。
公になる前に死体を処理してあげると話し、その代わり、サインしてくれる?と
交換条件を出す。それは、離婚届と婚姻届だった。
そんな宇多子は、千春と別れて陽介と一緒になろうと告げる。
すると、千春は、そんなことはさせないと包丁を手にした。
そんな千春は、陽介を永遠に自分のものにするといい、陽介に包丁を向けて刺そうとすると、
止めに入った宇多子の腹部に包丁が突き刺さる。宇多子の死を確認する千春。
こうなった原因は、陽介のせいと罪を押し付けると、千春は、別れようと告げる。
そして、こんな状況にもかかわらず、陽介に慰謝料として家の権利書にサインを頼み、
自分で宇多子の死体を処理する。
陽介が自分のせいでひろ子や宇多子が死んでしまったと後悔していると、携帯電話が鳴り、
アンリ登場!!もう一度人生をリセットできるという。
YES・NO選択に迫られた陽介は、YESを選択。


太腿に包丁が突き刺さるところまで人生をリセットした陽介は、救急車を呼ぼうとするが、
千春とひろ子から家の権利書にサインしてから救急車を呼ぶと携帯電話を取り上げられる。
仕方なく陽介がサインすると、権利書を手に入れた千春は、ひろ子と一緒に喜ぶ。
陽介がそんな2人に疑問を抱くと、ひろ子と千春は暴露する。
陽介に二股をかけられていたことを知っていた2人は、この家をもらおうと結婚する前から
計画していたのだ。千春は、陽介の魅力はお金だけ…と告げる。
2人の罠にかかったことを知った陽介が衝撃を受けていると、そこに宇多子が現れた。
すると、宇多子は2人に相談され、自分が計画を考えたと暴露。
それを聞いた陽介は、1回目のリセットの時、宇多子が刺されたのも芝居だったことに気づき、
リセットすることはなかったことが判明。
そして、木下部長は、千春とひろ子に浮気しようとしつこく迫っていたのだった。
そう暴露した千春たちは、お芝居はもう終わり…、この家は私達のものだから出て行ってと命令。
陽介は、救急車は!!と訴える。
すると、宇多子は、陽介に救急車を呼ぶと言いつつも、婚姻届にサインを求める。
その攻撃に陽介は、助けて〜と叫び、誰かに助けを求めるのだった。



第10話でしたが、二股をかけた陽介も悪いけど、女の恨みは、恐いですね。
陽介は、リセットしてもしなくてもひろ子・千春・宇多子から罠にかけられていたってことだぁ!!
しかも、宇多子の死も嘘。ってことは、1回目のリセットでひろ子の自殺も全て計画…。
ひろ子と千春は、陽介のお金が目的だったけど、宇多子は、陽介と本当に結婚したかったんだろうね。
2人とは、違った恐さがあって面白かった♪