金曜日のドラマ 『ラブ シャッフル』 『歌のおにいさん』

『ラブ シャッフル』第10話 最終回②




自分のキラキラを見出した啓(玉木宏)は、政治家の選挙に立候補を決意。
そんな啓は、諭吉(DAIGO)に芽衣貫地谷しほり)を託し、
2人の結婚式を陰で見守りながら祝福した。


後日、啓の選挙ポスターを撮る旺次郎(松田翔太)は、最後の仕事であることを告げる。
自分のキラキラに向かって挑戦する啓に刺激され、旺次郎は、戦場に戻る
決意をしたのだ。
お互いの決意を応援しあう啓と旺次郎は、イェーイパンダ〜♪と声を揃えて握手を交わす。
だが、愛瑠はそんな2人の友情を貶し、全てを失ってまで選挙に立候補する啓を非難する。
旺次郎は、愛瑠を宥めながらラブシャーのみんなで応援しようと話すが、
愛瑠は、啓を絶対応援しない!と怒ってその場を去ってしまう。
そんな愛瑠に戸惑う啓は、吾郎(袴田吉彦)と上手くいっていないのかなぁ?と問う。
すると、旺次郎に付き合いが上手くいっているからだろうと意味深に返され、驚く啓。


産婦人科で検診を受ける玲子(小島聖)に付き添った啓は、正人の後輩・吾郎と対面する。
玲子に紹介された啓と吾郎は、お互いの名前を聞き、驚く。
啓と吾郎は、愛瑠からお互い名前を聞いていたため、宇佐たん?亀ちゃん?と
呼び合う。だが、初対面の2人は、握手を交わしながらぎこちない挨拶をするのだった。
一方、コンビニで買い物をしていた海里は、カッターが目に留まる。
その時、後5分で日付けが替わろうした。
足早にコンビニを出る海里の前に旺次郎が現れると、海里は走って逃げ出す。
旺次郎に追われ、必死に逃げる海里は、足を躓き、転んだ機みにビニール袋の中身
からカッターが飛び出た。
旺次郎は、必死にカッターを取る海里から没収すると、正人から海里の誕生日が今日と聞いた
ことを話す。
そして、海里のリストカットの傷を見て、手を握る旺次郎は、タナトスが見える海里が
死のうとする気持ちを悟った。
海里の誕生日も終わり、足を痛めている海里をおんぶしようとスタンバる旺次郎に
海里は信じるの?と問う。
旺次郎は、俺にもタナトスが見えるから信じる。俺の中では、海里は死んでいるから1人ではない。
俺が一生守ってやるよ…と告げ、なんちゃって…と笑みを浮かべる。
その言葉を受けた海里は、嬉し涙をながしながら旺次郎の背中に抱きつき、旺次郎は海里を
おんぶして帰って行った。


翌日、選挙の事務所にやってきた愛瑠は、事務所の前で啓の様子を窺っていると、
そこにやってきた諭吉から声をかけられ、動揺しながらも一緒に事務所の中に入った。
すると、以前、啓と喧嘩して和解した暴走族の子たちもボランティアで選挙を手伝っていた。
愛瑠は、諭吉から啓が政治家になることをみんなが応援していることを聞くが、
政治家になれるわけないと悲観的だった。
だが、他人や弱い者を見捨てられない啓のような人が政治家になるべきだという諭吉の
言葉に心を揺れ動かされる。


雨の中、啓は、傘も差さずに駅前で道行く人たちに自分の考えを熱弁するが、
1人として足を止める人はいなく、誰にも相手にしてもらえなかった。
そんな啓の姿を愛瑠は、遠くから見守っていた。


啓は、久し振りに住んでいた高級マンションのフロアーで、旺次郎、正人、愛瑠たちと再会。
みんなで旺次郎の送別会をする。
そんな中、旺次郎は、戦場には連れて行けないから自分がいなくなったら海里の様子を
見てほしいと頼み、快く引き受ける愛瑠たちに感謝する。
みんなの方から何か言い残すことはないの?愛の告白なら今のうちだぜぇ…と正人にも
問いかけた。
そんな旺次郎は、啓と愛瑠の話を聞いて、正人の元恋人が自分に似ていることを知っていた
ことを明かし、ごまかそうとする正人に愛でもバイセクシュアルでもキモイとは思わないと
告げた。
その言葉を受けた正人は、僕を許すと言ってほしいと旺次郎に頼み、元恋人のことを話す。
元恋人が女性に心を移した時、酷く傷つけるような言葉を言ってしまった正人は、
それが原因で命を落としたのでは?と自分を責め苦しんでいた。
そう話す正人は、啜り泣きながら1人になるのが怖かったと打ち明けた。
すると、旺次郎は、元恋人になったつもりで芝居を試みるが、
許すとかではないよ!心からあなたを愛していたから…と自分の言葉で告げた。
その言葉を受け、号泣する正人の肩を旺次郎は抱き寄せ、啓、愛瑠も正人の手を
握りながら、正人の心の傷を痛感する。


日々、政治家の選挙に励む啓の熱意が次第に国民の人たちに伝わり始め、
駅前で熱弁する啓の元に人が集まるようになっていた。
一方、愛瑠は吾郎と一緒にいても心ここに有らずで、思い悩む。


病院に訪れていた玲子は正人と赤ちゃんを見ながら、私達の子供が産まれてくるのねと話す。
正人に父親が4人もいることを子供にどう説明するの?と問われた玲子は、父親は1人と返し、
お腹にいる赤ちゃんが正人の子供だということ、正人が1人ぼっちではなくなったことを告げた。
そんな玲子に正人は、感謝しながら授業参観に出てみたかったと話し、
2人は赤ちゃんを見ながら手をつないぐのだった。


戦場に向かう旺次郎が空港にやってくると、海里が待っていた。
驚きながらも旺次郎は、誰から聞いたんだよ?
そう問われた海里は、目がデロ〜ンとしている不良品のパンダを見せた。
啓に気づきながら旺次郎は、見送りぐらいいいかと話す。
だが、海里はパスポートを見せ、戦場に一緒に行くと示す。
あたしは、自殺でしか死ねないからピストルの弾も避けていく。
あたしが側にいれば、旺次郎は死なない。
その言葉を受けた旺次郎は、実は俺も怖がりだから相性がいいってか…。
そう言って、旺次郎は海里とキスをして抱き合った。


後日、愛瑠は吾郎とデートするが、落胆して元気がなかった。
そんな愛瑠の様子を察した吾郎が、元気がないみたいだけど、どうしたの?と切り出した。
すると愛瑠は、その言葉を待っていたみたいでずるいよねと話し始める。
吾郎は最高よ。吾郎といると安心すると言いつつも、自分が求めているものは、違う。
吾郎のように、一歩一歩力強くてゴールがあれば着実に前に進むのではなく、
自分がいなければどうしようもないという相手の欠点を見て安心するのを求めていた。
そう話す愛瑠に吾郎は、啓はそうじゃない?と問う。
愛瑠は、恋愛感情なのかはわからない、啓も自分のことを恋愛感情を持っていない
こともわかる。でも、それは関係ないと返し、啓への自分の思いを涙を浮かべながら告げた。


吾郎と別れを告げた愛瑠が急いで啓の元にやってくると、啓の演説に大勢の聴衆が集まっていた。
その状況に愕然としながら愛瑠が啓の演説を聴いていると、諭吉と芽衣がやってきた。
芽衣は、啓が本気を出すと凄いの。全然、二流のクズなんかじゃないの!と笑顔で話した。
そんな中、演説をしながら愛瑠を見つけた啓は、いきなり愛瑠を指で示し、振る。
戸惑いながらも愛瑠は、ジャパンダ〜とガッツポーズ。
すると、芽衣、諭吉、そして演説を聞いていた人たちも一緒になってジャパンダ〜と掛け声を
掛け合いその場が盛り上がった。


事務所に戻ると、愛瑠は、人を集めるだけ大したもんよと啓を褒めた。
そんな中、正人から愛瑠が吾郎と別れたことを聞いた啓は、別れた理由は聞かないけど…と
意味深に話し、動揺する愛瑠。
別に啓とは関係ないから…と怒る愛瑠に啓が、まぁ、まぁ、アイアイと宥める。
すると、啓の飼っている犬が反応を示す。啓は、犬にアイアイと名付けていたのだ。
名前に意味はないという啓だが、愛瑠とぎくしゃくしてしまう。
気分を害された愛瑠は、帰ると言って車に向かった。
愛瑠を見送る啓は、明日は?と問う。
その言葉に戸惑いながら愛瑠は、また来るわと返した。
2人がおやすみと言い合い、愛瑠が車に乗ろうとした瞬間、愛瑠の腕を掴んだ啓は、忘れ物…。
と愛瑠におやすみのキスをした。
キスを終え、啓がラブシャッフルというと、愛瑠は啓を引っ叩く。
だが、今度は、愛瑠から啓にキス。そして2人は、抱しめあうのだった。





最終回でしたが、ラブシャッフルというだけあって男女8人がシャッフルされましたぁ〜!!
啓は愛瑠、芽衣は諭吉、旺次郎は海里、正人は玲子。
意外な結末で面白かったです。
自分のキラキラを見出した啓は芽衣とは結婚せず、タラちゃんズの仲間である親友の諭吉に
芽衣を託したなんて、かっこよすぎだょ〜。
啓と愛瑠は、親友といっていたけど、やっぱり、恋愛感情があったんですね。
愛瑠も吾郎ではなく啓に惹かれたんだもん!!
男と女の間には親友はないってことだよねっ。
旺次郎は海里と相性がいいっていってたけど、そこには愛情があったんだろうねっ。
個人的に旺次郎にはまってしまいました。
旺次郎ってちょっとくさいことを言ったりしたけど、松田翔太くんがいうからか、
ヤバイ、胸キュン♪
そして、玲子のお腹の赤ちゃんが正人の子供で、2人が結ばれた??のには、驚きでした。
でも、孤独を怖がっていた正人に新たな人生が…。
ラブシャッフルは、女性が好むドラマかなっ??