金曜日のドラマ 『歌のおにいさん』 『ラブ シャッフル』

歌のおにいさん』第8話 最終回



健太(大野智)が安斉(吹越満)を殴ってしまい、打ち切りを目前にした『みなうた』
のファイナルライブ企画をぶち壊してしまった。
そのライブは番組のラストを盛り上げるため、真鍋(木村佳乃)がひそかに計画を練り、
安斉にスポンサーになってもらおう頼んでいたものだった。
だが、真鍋は健太の行動を叱らず、好きで歌のお兄さんやってるんだよと言った
健太の言葉に喜びを表す。
その夜、健太は さくら(須藤理彩)が残したメモで父・光雄(小野武彦)が倒れ、
病院に運ばれたことを知る。検査入院することになった光雄を心配する健太に、
さくらや克己(金児憲史)は、工場や光雄のことは大丈夫だから、
今、できることをやりなさいという。
しかし、現実は厳しく『みなうた』の最終回まであとわずか。人生の崖っぷちとなって
しまった健太、うらら(片瀬那奈)、守(丸山隆平)は、今後の身の振り方を考え、
オーディション、就職活動、お見合いに奮闘。そんな3人は、最後の最後まで『みなうた』
がなくなることを諦めずに収録に励む。


そんな中、健太は明音(千紗)から、“ジゼル”に戻ってきてほしいと頼まれる。
明音は安斉のもとを離れ、健太、ハルキ(SAI)とソースケ(KYO)の4人で
はじめからやり直したいという。
だが、そんな明音に健太は、勝手なことをいうな!甘えるんじゃねぇーよ!と叱る。
お前の夢は、その程度のものだったのか。やりたいことがやれなくなったら、
そうやって逃げ出すのか。それじゃ俺と同じじゃねぇーか!
そう語る健太に明音は、もしバンドに戻ってきてくれるなら、
前に渡したソースケの作った曲に歌詞をつけてほしいと頼み、
それを自分たちの出発の歌にしたいというのだった。
悩む健太だが、さらに光雄が心労で入院することになり、工場のことでも悩む。


『みなうた』の最終回の日、スタッフやキャスト、洋七(加藤清史郎)たちは番組に
別れを惜しみながらも『みなうた』の最後の収録が終わってしまった。
そのまま光雄を見舞いに行った健太は、光雄と患者の子供達が一緒に『みなうた』を
楽しそうに見ながら盛り上がっている様子を目にする。
そこで、健太は、光雄から未来を担う子供の成長に一役買ってるのはすごいことだ。
いい仕事を見つけたと言葉をかけられる。
最後まで諦めちゃダメだと決意した健太は、バラバラになってしまったみなうた
メンバーを再集結させる。健太は真鍋に、歌のおにいさんとして認めてくれた子供たちの
ためにも、もう一度、子どもたちの前で歌いたい。
そう願う健太に他のメンバーたちにも引き付けられ、みんなの願いを叶えようと
ついに『みなうたファイナルライブ』が開催されることになった。
そんな中、健太は、明音に自分の作った歌詞を渡す。
逃げるなよ。諦めずにもう一度勝負しろ。俺は、俺の場所で頑張ると
健太に言われた明音は、これは健太が歌って…とその歌詞を返すのだった。


ファイナルライブの日、会場内には沢山の子供達が集まった。
そこで、健太は、会場の、そしてテレビの前の子どもたちに向かって語りだす。
人生とは、落ち込むことの連続で何かを諦めたり投げ出したりしていくうちに
やる気さえも起こらなくなることある。
だが、迷ったときは思いきって飛び越えろ。きっと流れは変わる。
また、みんなに会える時がきたら、最強の歌のおにいさんになる!
そんなメッセージを込めた曲『曇りのち、快晴』を熱唱し、
『みなうたファイナルライブ』は大盛況のうちに幕を閉じた。
ライブを終えた健太は、自分の気持ち1つで、世界は生まれ変わる…
と充実感に溢れる。


その後、光雄は無事退院。健太の家族に再び笑顔が戻り、和気藹々。
そして、『みんなでうたお!パピプペポン』はライブと健太の新曲が話題を呼び、
みんなでうたお!! パピプペポンDX』として見事復活!
真鍋プロデューサーのもとで、健太、うらら、守、マカロンキッズは、
楽しく『みなうたDX』の放送を続けていくのだった。



第8話・最終回でしたが、成長していく健太が成功したってことですね!!
健太は、かなり成長して大きな人間になりました。
手違いで歌のおにいさんとなってしまった健太のやる気はゼロ。
そんな中、健太は、家族、仲間を思う気持ちとか、色んな面で成長していく…。
最終的に、歌のおにいさんとしての自覚を持ち、『みなうた』も
『みなうたDX』とパワーアップして、番組を残すことができたんだもん。
ドラマの始めは、またーりとしていたけど、じわじわと健太が成長して変わっていく
とこが面白かったです。
あ〜終わっちゃったぁ〜残念。