木曜日のドラマ 『ありふれた奇跡』 『リセット』 『特命係長・只野仁』

ありふれた奇跡』第7話



加奈(仲間由紀恵)の家で静江(八千草薫)に子供はいらないと言い切った翔太(加瀬亮)。
それを(キムラ緑子)が知っていたことで翔太は重夫(風間杜夫)を自分の部屋に呼び、
問い質すと、朋也(岸部一徳)が田崎家を訪ねてきたことと翔太が子供はいらないと
言い切ったことで加奈との結婚を反対していることを知る。


その日の夜、加奈は翔太から朋也の行動を聞き、自分たちの知らないところで結婚の話が
出ていることや朋也が翔太の家に行って結婚を断ることに戸惑う。
そんな加奈は翔太にプロポーズをした?と問いかけるのだった。
秘密を告白してくれたのは結婚を考えてのことだと思っていた翔太は、子供はいらないと
繰り返すが、加奈は子供はいらないと簡単に口にする翔太を注意し、結婚はしないと
連呼するのだった。


ある日、翔太は静江に会うためにスーツ姿で中城家を訪れた。
しかし、翔太に失望している静江は会いたくないといわれてしまう。
翔太はそれでも静江に話したくてインターホン越しで話そうとする。
すると、代休中の朋也が顔を出し、翔太をあまり歓迎されない様子で中に通す。
朋也、桂(戸田恵子)、静江に囲まれるように座った翔太は、加奈との結婚は
今のところはないと言いつつも、自分は結婚を望んでいることを告げる。
そして、子供がいらないと言ったのは本心ではなかったと話すが、
朋也は厳しい口調で発言の真意を追求してくる。
さらに、翔太が以前の会社で成績を上げるために商品を安売りして借金していたことや
仕事に追い詰められて鬱で入院したこと、自殺未遂をしたことなどの過去を調べていた
朋也は、翔太の人柄に問題であると責め、加奈の相手にふさわしくないと言い切った。
翔太を執拗に責める朋也に嫌悪感を示す桂。そんな2人は口論になる。
そんな中、翔太は朋也たちに詫びを言い、逃げるように中城家を出る。
そんな翔太をフォローしながら追う静江は、翔太を気の毒に思いながら見送る。
翔太は加奈の自宅を離れると、肩を落とすのだった。


家に帰ってきた加奈のいる部屋に桂と静江が来ていた。
翔太が訪ねてきた一部始終を聞いた加奈は、
朋也の行動に怒りながらも、家族の前で翔太とは結婚はしないと言い切る。
すると、静江は残念そうにするが、翔太を批判する桂は安心しながらも、
翔太と付き合った加奈を責めるのだった。


後日、メールのやり取りをする加奈と翔太。
翔太は朋也に言われて、自分が加奈にいっていないことが沢山あったことに気づき、
こんな自分と結婚なんてする人はいない、自分をダメ男と責めていた。
加奈は自分自身を責める翔太のことを庇い、ダメな男だから結婚しないといったのでは
ないという。翔太の欠点などを理解している加奈は、翔太のことをいいと褒めるが、
結婚はしないという気持ちは変わらないという。
翔太はそんな加奈を怒り、加奈も言い返すのだった。


その頃、誠(陣内孝則)は児童相談所を訪れていた。
加奈の秘密を知った誠は加奈と翔太のために養子縁組みのことを尋ねに来ていたのだ。
そんな誠は、そこでパンフレットを受け取る。
数日後、加奈の持っていた写真で田崎家を知った静江は四郎(井川比佐志)に連絡をして、
茶店で待ち合わせをする。
四郎は、自分の出る幕じゃないと言いながらも翔太の落ち込んでいることを知っていたため、
翔太と加奈の仲を朋也に納得してもらえるよう協力を頼んだ。
静江は翔太をいい青年だと褒めつつも、加奈はあげられないと協力を断るのだった。


その日の夜、誠に呼び出され妙(宮田早苗)のスナックにやってきた加奈は誠から袋を
受け取る。
用件が済んだ誠は、用事があるらしく逃げるようにその場を去った。
中には誠が児童相談所でもらっていた養子縁組のパンフレットが入っていた。
一方、四郎からお金を受け取った幸作(松重豊)が翔太を遊びに連れて行く。
中城家の家族が翔太を批判し、加奈と翔太との結婚を反対していることで、
翔太のことがかわいそうに思う四郎は、翔太を励まそうとしていた。


後日、人形作りを再開した桂。そこへ静江がやってきて、加奈の部屋から見つけたと
パンフレットを差し出す。養子縁組の文字に驚く桂に静江は翔太の今までの発言から
翔太が無精子症なのではと推測。
そんな2人は、翔太が子供はいらないと言った理由を、翔太の方に原因があると
誤解するのだった。




第7話でしたが、翔太は加奈を想って発言したことで、中城家の家族から翔太を批判。
それに、子供が作れない加奈は翔太を想ってのことなのか結婚はしないと言い切ってるし、
桂と静江は翔太が子供はいらないといった今までの発言は、翔太に原因があったから…
なんて誤解され、今の翔太は辛い立場。
今後のドラマの展開が気になりますねっ!!