土曜日のドラマ 『RESCUE・特別高度救助隊』 『銭ゲバ』 『赤い糸』

『RESCUE・特別高度救助隊』第6話


スーパーレンジャーとしての職務を全うしようと毎日努力を重ねる 大地 (中丸雄一)、
豊 (増田貴久)、不動 (山本裕典)。
そんなある日の低所救出訓練。
過酷な訓練に励む新人3人を徳永(石黒賢)やSRの先輩の加納(照英)たち隊員は
温かく見守るが、葛城だけはその3人を相手にせず、SRとして認めなかった。
そんな葛城は、SRの職務内容を考えると、使えない新人は早く辞めさせたほうがいいと
徳永にいうのだった。


司令センターで、本間(矢島健一)は救出時に対するSRの考え方に納得がいかなく、
SRの命を守るためにも再度、SRを見直す必要があると芹沢に提案。
宮崎(山本耕史)のような事故が起きてからでは遅いという。
オレンジの誇りという精神論が隊員たちの命を危険にさらしていると思っている本間は、
SRを縮小を提案し、徳永班はそれに値しているから排除するべきであると告げる。


泉区上飯田町 ビル倒壊
事故現場に到着した大地たちSRは、徳永の指示によって2人のバディで救助の探索に
出動することになった。
大地のバディの相手は、なんと葛城。お互い、相手に戸惑う中、要救助者を探索しに出場。
すると、葛城が要救助者を発見。
葛城は、要救助者をすばやく容態を判断し、大地にここで待ってろ!と指示するが、
大地は苦しんでいる要救助者に助けを求められ、助けようとしてしまう。
その要救助者は下肢が瓦礫によって圧迫されクラッシュシンドロームの疑いがあり、
大地がやろうとした行為は、要救助者の命を危うく失わせるところだったのだ。
葛城は、ミスをした大地を厳しく叱るが、大地は何も言い返すことが出来なかった。
水野(笛木優子)はそんな葛城を批判するが、葛城は、お前には関係ない!と言い返し、
2人は口論になる。
あおい(市川由衣)はそんな2人に疑問を抱くと、昔2人は付き合っていて、
昔の一件で別れたことを知る。


その日の夜、大地たちは先輩SRの佃(高橋洋)たちと、ファイヤードラゴンにいた。
葛城にはSRとして認められず、出場先でも失敗をしてしまい、
落ち込んでいる大地たち新人隊員に加納たちは葛城の過去の一件を明かす。
葛城は田口(杉浦太陽)のことがあってから、葛城は変わったという。
葛城が救助隊時代に一緒に組んでいた田口がミスをして大怪我をしたことを
引きずっているというのだ。
それ以来、完璧主義の葛城は後輩に厳しくなり、後輩に救助の邪魔をされたくない為
後輩を避けているのだった。


中区山下町 中層建物火災 煙警報発令 要救助者1名
SRが現場に到着し、状況を聞いた徳永は、今回も2人のバディで探索を出場する指示を
出す。勿論、葛城の相手は、大地だった。後輩と組むことに不満に思う葛城は、徳永に
反論するが、徳永はそれを認めず、改めて指示する。
徳永は、葛城には乗り越えなければいけない壁があることに気づいていたのだ。
そんな中、葛城と大地、そして佃と不動は一緒に出場。
機械室に到着すると火災は起きていなかったが、配水管から水が漏れていた。
そこから、大地たちと不動たちのチームは別々で捜索を開始。
葛城は、今度こそ何もするなよ!と大地に指示。
その後、大地と葛城は要救助者を捜索すると、大地は要救助者を発見。
葛城に指示を受けていたにも関わらず、要救助者に対する思いだけで、
周りが見えなくなった大地。
要救助者を助けようとした瞬間、自分の不注意で大地は感電。
葛城はそんな大地を助けながら、叱りつけるのだった。


本部に戻り、治療を終えた大地は徳永に謝る。
徳永を始めSRたちに、大地は治療が済み、軽症で済んだと報告するあおい。
そんな中、葛城は、新人をやめさせるべき!、これ以上、現場に行かせるのは
危険すぎる!SRにミスがあってもいいんですか?と徳永に迫るのだった。
そんな葛城に五十嵐(田中要次)たちSR隊員は止めに入る。


その後、大地は自分の不注意で起きてしまったことを徳永に謝り、
葛城に認めてもらえないのはしょうがない…というのだった。
そんな大地に徳永は、葛城に認めてもらうということは、
命を預けること、と教える。
現場に出ると自分の気持ちが専攻してしまい、危険な状況であっても
救助者がいたら突っ走るところが大地と宮崎(山本耕史)は一緒と話す。
しかし、徳永はそんな宮崎と組んで大変だったが、
宮崎の強い思いを絶対の信頼を寄せ、認めていたというのだった。
大地と葛城がお互いの思いをわかり合えなければ、認めあうことはできない、
お互いを信じ合えない救助隊にオレンジの誇りを持つことはできないと告げるのだった。



その日の夜、大地たち新人隊員とあおい、水野はファイヤードラゴンにやってきていた。
陳(佐藤二朗)は水野が来て、大喜びでサービスしまくり。
そんな中、大地は葛城の指示を無視してミスしたことで落ち込んでいた。
そんな大地に水野は葛城の初めての後輩だった田口のことを明かす。
3年前の火災現場で初めて葛城が田口に仕事を任せた日、
葛城の指示に従わず、ドアを開けた田口は、炎に巻き込まれ、火傷で右目を失い、
救助隊どころか消防署自体辞めることになったという。
葛城は、自分のせいでケガをさせた田口のことを引きずっていて、
同じように傷つけたくないから大地たちに厳しくあたっているのだと告げる。



そんな葛城は田口の一件が忘れられず、自分のせいで田口の全てを奪ったと責任を感じ、
苦しんでいた。
一方、大地たちは、葛城が田口と自分たちを重ねて見ていたことがわかったが、
葛城に仲間として認めてもらいたい大地は、自分から葛城にぶつかって行こうと考える。


中区本町 地下共同溝ガス漏えい
現場に到着した徳永班のSRたち。
徳永は、負傷者の状況そして臭いから、塩素ガス、有毒ガスの可能性があると判断し、
SRたちに指示を出すが、葛城には車両で待機を命じる。
徳永は今の葛城を現場に出すことは出来ないと判断したのだ。
その後、地下に出場していた加納と不動が塩素ガスを量ると35ppm
高濃度と塩素ガスが発生していたことが発覚。
濃度が30〜60ppmで呼吸困難になり30分〜1時間吸い続けると死亡するのだ。
更に濃度が上昇していることを徳永に報告する。
その直後、徳永は葛城以外のSRに酸素呼吸器を着装、
各自要救助者を検索するように指示を出す。


一方、司令センターでは、奈緒西原亜希)が共同溝ガスはトラックの荷台から
転落した高圧ガスボンベから地下に流れ込んだ物と判明したことを芹沢に報告。
そのガスの量は何処までの範囲に広まるのかわからない程だった。
明細を調べると、共同溝は市営地下鉄のトンネルに繋がっていることが判明。
芹沢は関内駅にガスが流れ込む恐れがあるため、近隣の救助隊を全て特命必要要請
をするように命じる。


芹沢は徳永にその状況を説明して、そこにいるSRからも関内駅に応援に行くよう命じる。
すると、徳永は大地や佃に葛城と一緒に関内駅に出動するよう指示したのだった。
後5分で関内駅のホームにガスが流れ込もうとする中、他の救助隊員たちが到着。
すぐに、ホームにいる利用客の人々を安全な場所へ誘導する。
その中には、なんと、田口とその子供のいずみもまぎれていた。
数知れない人々が慌てて逃げるため、出口までの道のりが混雑していた。
残り2分となったが、ホームには相当数の利用客が残っていた。
そこには、思うように身動きがとれない田口といずみも残っている。
そんな田口は、騒ぎが治まるまで近くの駅員室でいずみと待機しようと決心する。
そんな時、迷子になっている男の子を見つけた田口は、いずみをそこに残し、
迷子の男の子を救助隊のもとに預けに行く。
その後、田口はいずみのところに戻ろうとするが、荒れ乱れている人ごみの中
で慌てる利用客にぶつかり、その衝撃で、柱に頭を強くぶつけてしまい、
倒れ込んでしまった。
その直後、ガスがホームに流れこんでしまう。


しかし、外部から空気を送り込むことはできなかった。
ガスを空気で圧し出せば駅周辺までガスを撒き散らすことになり、
地下鉄にいる無数の利用客に被害が及んでしまう為、要救助者を保護する
ことしかできなかった。


その頃、ようやく大地たち3人は関内駅に到着する。
そこで、葛城は救急隊に運ばれてきた田口を目にする。
そんな田口から駅員室にいずみがいるから助けてほしいと言われた葛城は
近くにいる大地に、ここで待ってろ!何もするな!と指示を出し、1人でいずみ
の救助に向かう。
そんな中、葛城とは無線の故障で連絡がつかなかった。
葛城は駅員室に向かったが、いずみはいない。
あらゆるところを探し回った葛城がようやくいずみを発見。
しかし、ガスのせいで意識がもうろうとしていてたいずみは、
階段から落ちかける…。
すると、体を張っていずみを助けにきたのは大地だった。
大地と葛城はいずみを搬送するため外に向かう。
しかし、大地はいずみを助けた時の衝撃で酸素呼吸器のマスクが割れ、
ガスを吸ってしまい、途中で倒れこんでしまった。
大地は、葛城に自分のことよりいずみを早く搬送してほしいというが、
葛城は、田口と重なってしまい戸惑ってしまう。
しかし、大地の強い思いが伝わった葛城は、すぐ戻る!
と大地にいい、大地を残し、いずみを搬送するのだった。


葛城も、酸素呼吸器を装着しているが既に息が苦しくなっていた。
それでも、フラフラになりながら大地のもとへ1人で救助に向かった。
その後、大地と葛城はそこから退避しようとするが、2人はガスの影響で
フラフラ…身動きがとれなかった。
すると、葛城は自分のせいで、また田口のように大地を…。とつぶやくのだった。
そんな葛城に大地は、オレは死にません!葛城と一緒にSRをやっていきたい!
と自分の思いを伝え、葛城を励ますのだった。
そこへ2人を救助しに来たのは他のSRの仲間達。
大地たちと合流したSRたちは2人の無事を確認するとみんなで退避。
そして、救助は無事完了するのだった。


その後、芹沢は本間にSRは救助に向かうさえ死と常に隣合わせだが、
徳永班はたった一つの命でもを助けることができる。
命の意味を知っていると徳永班が必要と告げる。
そして、徳永班の安全を確保できるよう責任をとると宣言し、
オレンジに誇りを持っている隊員たちを全て守り続けると告げるのだった。


一方、徳永は葛城に、怖いのはお前だけじゃない!人命救助をしている人なら
誰もが同じ過去を抱えている、それを救えるのは同じ悲しみを知る仲間だけと教え、
葛城は大地たちの存在を実感し始める。
そんな中、田口に遭遇した葛城。
田口に責任を感じる葛城だが、田口からいずみを助けたことで感謝され、
今でも自分のヒーローだと言われて心がはれる。


そんなある日の低所救出訓練。
葛城はSRと認めなかった大地たち新人隊員をSRと認め始めるのだった。
大地は憧れの葛城に認められたことを実感し喜びながら、厳しい訓練に励む。
徳永はそんな様子に笑みを浮かべ、温かく見守るのだった。


青葉区青葉台 土砂崩れ
徳永班のSRたちは現場に到着すると、徳永の指示によって、
要救助者を捜索しに出場。
そこには、なんと、陣痛が始まっているという妊婦の要救助者がいたのだった。




第6話でしたが、葛城は田口に責任を感じていたが、そんな田口は葛城を今でも
憧れの存在と思っていてくれたなんていい話しだ。
そして大地たちもSRとして葛城から認めてもらって良かった〜!!
しかし、SRは大変な仕事だよっ。
自分の命をかけて救助するんだもん!!
偉い。大地たちSR頑張れ〜尸゛
次回のドラマでは、どーやって要救助者助けるんだろー!?
楽しみですッ!!!