火曜日のドラマ 『神の雫』 『メイちゃんの執事』 『トライアングル』 の豪華な3本立て

神の雫』第6話


一青(田辺誠一)は、豊多香(古谷一行)の息子だった…。
「第4の使徒」の遺言書の発表の日、神咲邸にはロベール(竹中直人)、
霧生(戸田菜穂)、一青、マキ(内田有紀)が集合していたが、
衝撃の事実を知った雫(亀梨和也)は遺産争いを放棄していた。
そんな雫をマキは、豊多香の事実を知って醜態をさらした雫には、
豊多香の後継者には値しない、これ以上、勝負をしても無意味と霧生に問う。
しかし、霧生(戸田菜穂)は豊多香の遺志に従い、「第6の使途」とその先に
ある神咲雫に辿り着くまで雫に使途探しを続けてもらうと告げた。
遺言書の発表の時間になったが、その場には雫は現れなかった。
ロベールの立会い人のもと、霧生が「第4の使徒」の遺言書を読もうすると、
行方不明になった雫を探しに、みやび(仲里依紗)がやってきた。
そして、みやびはノートを持ってスタンバる。
霧生が「第四の使徒」の遺言書を読み上げると、
慌てて遺言書の内容をメモするみやび。
このワインは巨大で険しい。
孤高の頂は神秘に包まれ、私を誘う。
高い理想を抱き、逸る気持ちを抑えながら、
踏みしめるように私は頂を目指した。
困難な道のりは、荒ぶる魂となって牙をむき、
魔物に魅入られたかのような執念が掻き立てる。
どれだけの時が流れたのか…。
私は気づくと頂に立っていた。
眼下の峰、すべてはひれ伏すように美しく沈黙し、
岩肌に張り付く白銀は、
絹のドレスをまとうかのように滑らかに輝いている。
なんという至福、なんという透明、この頂から全てを鳥瞰できる喜び。
私はそれを胸いっぱいに吸い込み頂を後にした。
以上が「第四の使徒」の遺言書。


太陽ビールに戻ったみやびは、メモを見ながら河原毛(升毅)や本間(田口浩正
たちに遺言書を読み上げる。
すると、河原毛たちはこの内容で今までワインを当ててきたのが信じられない様子。
みやびのノートが気になった本間たちはそのノートを見て、遺言なのにメモをしている
ことに驚く。更に、みやびから雫が遺言の発表場所に来なかったことを知ると、
本間は驚き、疑問を抱く。みやびは皆に詰め寄られ、質問攻撃にあうが、
絶対に言いません!と断言する。
その頃、雫はロベールところに訪れ、豊多香は一体何を望んでいるのか教えて
ほしいと頼む。
しかし、ロベールから、豊多香が遺言書を通して全てを伝えようとしているから、
自分から何も言う事はないという。雫はため息をつき、思い悩んでいた。
一方、豊多香の事を調査していたマキは、霧生にほのかのお腹の中に一青がいた時、
豊多香とほのかがパリで一緒に暮らしていたという。
雫の母とほのかの2人を同時に愛していた…と話し、マキはその場を去る。
その話しを聞いた霧生は苦悩の表情を浮かべていた。


次の日、太陽ビールでみやびから河原毛たちは雫の事情を聞いていた。
その直後に雫が出社してくると皆はぎこちない態度で装い、
違和感を感じる雫。河原毛たちは、雫のことを心配して腫れものに
触れるかのように気を使う。すると、雫は心配しなくて大丈夫と元気
な様子を振る舞う。
その頃、一青は「第4の使徒」のワイン探しに没頭。
アルプスのような高い山から湧き出る水、ミネラルウォーターは硬水と呼ばれるように、
鉱物が多く含まれている、その硬さをワインの例えるならミネラル…と一青が
つぶやいていると、そこにマキがやってくる。
豊多香の遺産は私達のものになるから祝いましょう!と一青にいうが、
自分と雫だけ事実を知らなかった…とつぶやきその場を去っていく。


雫が営業から太陽ビールに戻ると、雫に話があって待っていた一青。
雫が戦いを放棄したと知った一青は、逃げるのか?今までその程度の決意で戦って
いたのか?神咲の名が聞いてあきれる…と挑発、しかし、雫は降りますと断言。
雫自信を認めていた一青だったが、見込み違いだったことがわかり、
ご立腹。これしきの壁を乗り越えられないとは、情けない…と雫に言い残し
去って行った。一部始終を見ていた本間たちは男なら戦いを続行するべきだと
雫に訴えるが、雫は思い悩み口を開かなかった。
その後、河原毛は本間に雫は神に選ばれた男だと話す。
ワインに対して情熱を持っている本間は、そんな雫にワインでは勝ち目はない
と思い、神に貰った才能を捨てようとしている雫に嫉妬していた。
その頃、雫は屋上でたそがれながら思い悩んでいた。
そこにみやびがやってきて、使途探しを諦めることにした雫に疑問を抱きながらも、
「第4の使徒」が書かれた遺言書のメモを渡す。
そして、みやびは豊多香のことを知るために使途探しをしてきたのに、
ワインからも豊多香からも逃げようとしていると雫を責める。
すると、逃げてるわけじゃない、と否定する雫。
実の兄弟である一青と雫が、この世でたった二人の肉親なのに親父のゲームに
翻弄されて…寂しすぎるとみやびに話した。


その日の夜、藤枝(辰巳啄郎)のワインバーで雫のことで悩んでいたみやび。
そんなみやびに、藤枝(辰巳啄郎)は雫を立ち直らせ、戦いを続行させられるのは
みやびだけとプッシュ。


翌朝、思い悩みながら太陽ビールに雫が出社すると、ワインを飲み漁った様子の
みやびが爆睡。
みやびのそばに置かれた5本のワインボトルには、事業部の仲間がそれぞれに
「第四の使徒」のワインを予想し、キャッチフレーズが書かれてあった。
仲間の想いが伝わった雫は、「第4の使徒」が書かれているメモを読み、
5本のワインを飲み比べてみる。
すると、雫はみやびが選んだワインに反応を示し、イメージが浮ぶ。
ものすごいミネラル、険しい山のような…とつぶやき、雫は気づく。
そして、雫はみやびに、ありがとう!!山へ行ってくるとメモに残し、
急いで山に向かう。
一方、一青は香と味のギャップのある白いワインと推測していた。


山に着いた雫は、1人で吹雪の中、山に立ち向かう。登山開始。
「第四の使徒」のイメージをしながら頂上に一歩ずつ歩み寄る。
その頃、一青は豊多香が死を目前にしていたのに、
自分に何も話さなかったことに疑問を抱く。
そして、豊多香と初めて会った時、一青は豊多香のワインコレクション
を自分のものにすることと豊多香を超える目的で養子縁組を希望していた
ことを思い出していた。
そこにいたマキは、豊多香に一青の人生を翻弄されたことで一青の敵愾心を
煽るが、一青は、自分たち母子は捨てられたわけではないと打ち消す。
そして、ほのかはその後、幸せな家庭を持ち、セーラ(佐々木希)を生んだと
説明し、自分たちの人生には豊多香は関係ないと言い切った。
その後、一青がワインを口にした瞬間、一青の視界がぼやけて、
立ちくらみのようにふらつき、ひざまずく。
心配するマキに、まただ…見えない…と言いながら、一青は倒れ込んだ。
そんな様子を見ていた、セーラもマキと一緒に一青を心配する。
一青は雫にライバル心を燃やしている?のか、このアクシデントの中、
山に登らなければ…と焦っていた。
そして、マキとセーラを追い出した一青は集中。心の目で山を見るとつぶやき、
イメージをする。おぉぉぉ〜!!おたけび。
その頃、雫は必死に頂上を目指す途中、遠く険しい道のりで疲れてがきたせいか
油断して足を踏み外し雪山を転落…雫は必死に手を伸ばし踏みとどまることが
できた。そんな中、雫の目の前に豊多香が現れ、雫は追いかけるが消えてしまう。
辺りを見渡し覚悟を決め、雫は復活。再び頂上を目指す。
辺りは真っ暗になり、雪山の中、雫は1人テントで一夜を過ごす。


翌日、雫は再び雪山を登り始めていた。
その頃、一青は、イメージする中、もう少しで頂に辿り着こうとしていた。
しばらく雪山を登っていた雫。ようやく頂上に到着。
雫は辺りを見ながら、「第4の使徒」のイメージするが困惑し、
思わず、山彦開始。すると、頂上に吹く風がヒントとなり、
雫はやっぱり同じ、あのワインと同じだと断言。
そして、風の香だったことを確信すると、安心したせいかドッと
疲れがでて、横になった。
一方、一青も「第4の使徒」のワインがわかった様子。
その後、山小屋に戻った雫に山の地主?の男性からお茶を頂いた。
雫は、山に登って何かを変えようと思っていたが寂しいだけだったという。
山頂から景色見て達成感を感じたが、山を降りたら安心したことを話す。
そんな時、雫は会社の仲間の存在に気づき、携帯電話の電源を入れる。
すると、雫を心配していた太陽ビールの仲間から電話がきて、
雫の声を聞いて喜んでいる仲間に感動する。


対決の日!!
ロベールは一青に「第4の使徒」のワインを披露せよと命令する。
一青は雫が来ないことが気になりながらも、持参したワインを飲む。
おぉぉぉ〜とおたけびと共にイメージ開始。
人は厳しさを乗り越えてこそ喜びがある、喜びが待っていると知ればこそ
人は何度でも厳しさに耐えられる、
スイスとイタリアの国境に位置するアルプスの絶景を眺めているだけでは、
わからない、
試練を乗り越え困難を克服したものだけが味わえる至福・喜び・達成感、
そして、次の山へ挑もうと決意と持参したワインを例え、
一青の答えは、
ミシェル・コラン・ドレジェ シュヴァリエ・モンラッシェ 00

その後、霧生が封を開けるようとすると、雫が訪れる気配を察しそれを止める一青。
すると、雫はみやびとそこの場所に登場。
ロベールは何のようだとあしらうが、
雫は「第4の使徒」のワインではない他のワインを持参して、
そのワインを披露する。
雫は、試練の先にあるものを受け取りとりたいと思い、ミネラルの香に
誘われ雪山を登ったという。
辿り着いた山頂には感動がなく何も変わらず、寂しかった、
しかし、本当の感動は近くにあった、1人じゃない、仲間がいると
みやびたちに教えてもらいわかった。
山頂に登って色々学び、自分に大事なものが他にもあることに気づいた雫は、
戦う決意を示す。
そして、このワインは、雫自身の新たな証として持参してきたことを明かす。
雫は、もう一度戦いたいこれが自分の答えといい、
もう一度チャンスを下さいと頭を下げて頼む。
すると、一青は待っていたよ、雫…とOKしたのだ。
そして、ロベールも2人のやり取りを認め、雫が戦いに続行することを決定。
雫は嬉しそうに感謝する。そんな雫を優しく見守る一青。
一青は雫の続行が決まると「第4の使徒」のワインの答えも聞かず、去って行った。


その後、霧生は答えをロベールに読み上げる。
ミシェル・コラン・ドレジェ シュヴァリエ・モンラッシェ 00
一青は正解。
ロベールは豊多香の表現を理解し、完璧な答えをいう一青を褒める。
しかし、雫の本当の感動が仲間にあるということを心配するが、豊多香とは
違ったアプローチで例えていると関心していた。
そして、ロベールは、2人が豊多香を超える日か…。と楽しみにしていたのだ。





第6話でしたが、一青は失明の危機?様子がおかしな子になってましたが、
大丈夫なのかなっ?
一青は雫を弟と自覚したのか、雫に対しての見方が変わったようですねっ!!
セーラと雫は血が繋がっていないってことなのかなっ!?
とりあえず、雫が復活してよかった。
ワインを巡る戦い面白くなってきましたねっ!!
次回のドラマも楽しみです。