火曜日のドラマ 『メイちゃんの執事』 『トライアングル』 『神の雫』 の豪華な3本立て

メイちゃんの執事』第6話


理人(水嶋ヒロ)がメイ(榮倉奈々)を抱き締めている写真が教室中に貼りだされた。
その写真は、武装集団がみるく(吉田里琴)を狙った事件後の、
震えていたメイを理人が思わず抱きしめてしまったときの様子を
何者かが隠し撮りしたものでメイを陥れるためのものだった。
写真を見たリカ(大政絢)や凛(忽那汐里)たちの間に動揺が広がる中、
メイと理人がやってくる。写真を見た2人は震撼されメイは必死に写真をはがしていた。
リカたちは学園中にその写真が貼られて大問題になるとメイたちに話す。
凛と執事の四谷(丸山智己)からも聖ルチア女学園は、お嬢様と執事の恋愛が禁止
という掟、発覚した場合は退学処分になるのに…と言われてしまう。
そんな中、不二子(中別府葵)や執事の根津(姜暢雄)は写真に興味を持ちメイたちを
からかっていた。
そんな時、学園中の写真ををはがし回っていた剣人(佐藤健)が登場。
剣人はこの行為に苛立ちながら教室に貼られていた写真を荒々しくはがす。
理人も慌てて一緒に写真をはがし始めると、剣人はくだらないことをしやがってぇ!
と理人に掴みかかてきた。
そこに、泉(岩佐真悠子)が現れ、事実関係の調査が済むまで理人とメイに謹慎する
よう言い渡した。メイは自分たちは何も悪いことをしていないと訴えるが、泉から
寮に戻るようにいわれる。


その後、執事の木場(夕輝壽太)はメイと理人が同じ部屋はよくないため
理人は執事学校の空き部屋で謹慎するように指示する。
理人とメイは引き離されてしまい、メイは1人で陰“オンブラ”寮の自室に戻る。
すると、既に太陽“ソーレ”生の命令で理人とメイの恋愛関係を断定する証拠の
調査を始めていた。
更に、全生徒が素行調査が決まったと報告されるメイ。
そんな中、日ごろからベタベタくっついていたため、怪しまれていた
不二子(中別府葵)と執事の根津(姜暢雄)も謹慎を命じられてしまい、
学園内は最悪な状況になる。


根津と離れ離れになり寂しくなった不二子は、メイの部屋を訪れていた。
何故か剣人も既にメイの部屋に来ていて、不二子から冷やかされ、
照れていた剣人。
そんな中、不二子は禁断の恋に落ちた者同士仲良くしよう!と言い出す。
その頃、執事学校の教会にいる根津と理人。
今回の調査で7組の退学者がでたことで、2人はピンチに追い込まれていた。
一方、不二子の祖父は、中国マフィアの大ボスだったことを明かすと、
メイと剣人は声を揃えてマフィア?と驚く。
その祖父は、不二子をアラブの石油王と結婚させようとしていたが、
不二子は根津一筋で専業主婦になるのが夢だという。
そして、不二子は根津のおでこにキスしかしたことがないと話すと、
メイと剣人は飛び上がって驚く。
すると、不二子は教室に貼られていた写真を取り出し、メイをからかい、
もてあそばれていた。
そのようすを見ていた剣人は、急に不機嫌になって部屋を出て行く。
そんな剣人の前に姿を現した忍(向井理)は、このままだとメイは理人に
奪われてしまうと言って挑発してきた。
しかし、剣人は忍たちの思い通りにはならないと宣言し、その場を去った。


その頃、理人と根津は泉から調査の結果、証拠不十分ということで、
メイや不二子の謹慎処分を解除すると告げられる。
そして、由真(臼田あさ美)や聡美(ホラン千秋)の太陽生たちは、
誤解を招くような行為は慎むよう、理人と根津に釘を刺した。


理人はメイの寮の部屋に戻り、メイの執事として夕食を用意していた。
そんな中、メイと理人は写真の出来事を思い出し、2人は同時に言いたい
ことを話そうとして声がかぶさってしまい、気まずい雰囲気になる。
理人を意識しているメイは思わず床にスプーンを落としてしまう。
それを2人して取ろうとしたため、手が触れ合い、動揺する2人。
そこに勝手にメイの部屋に入って来ていた多美(谷村美月)と
執事の神田(阿部進之介)が 教室に貼られていた写真の引き伸ばした物を
プレゼントされる。メイはそれを隠しながら2人を追い出していた。


次の日、聖ルチア女学園の各クラスに、本日より聖ルチア女学園生徒全員、
クラス内で執事を交換することにする。と通達が出され、大騒ぎになる。
泉は、執事との関わり方を見直す目的の告示で、急に決定したことだという。
太陽生たちが決めたものでルチア(山田優)も賛成していた。
太陽生たちの指示に従い、メイのクラスでもくじ引きで執事を決めることにる。
多美が司会となり、学園の歴史に残る史上初の執事大交換会を開催!!
その結果、不二子の執事は大門(鈴木亮平)、泉の執事は神田、リカの執事は木場、
凛の執事は青山(真山 明大)、みるくの執事は四谷、多美の執事は根津、
そして、メイの執事は…剣人。
最後に残った理人が、ルチアの執事を勤めることになったのだ。
メイは、何なのこれは…とつぶやき、困惑の表情。
お昼休みにメイと理人は寮に戻り、理人は自分の荷物を取りにくるが、
理人が持って行く物はボールペンのみ。
メイが、それだけ?と尋ねると、理人は、またすぐ、こちらに戻りますから…と
メイに約束する。メイは微笑んでうなずいていた。


メイと剣人が教室に行くと、クラスメートたちから聖ルチア女学園で、
2週間後に定例舞踏会が開かれることを聞く。
そして、この舞踏会はお嬢様と執事の信頼が試される舞台であり、
最優秀ペアには星<ステラ>5個が進呈されると教えてもらう。
メイのクラスでも、それぞれが練習を続けていたが、パートナーとなる
執事を交換したせいで、どのペアも意気が合わずぎこちなかった。
しかし、ルチアと理人のペアだけは、優雅なダンスを披露する。
そんな2人の姿に複雑な心境で見つめていたメイだった。


その後、ローズ(堀内敬子)のところを訪ねていたメイは学園の不満を
ぶつけていた。すると、ローズは恵まれた環境で何不自由なく育ってきた
子たちが自分を試される学園だから上手くいかないこともでてくる、
色々なものを得て、色々なものを失った先に、本物の淑女があると話した。


その日の夜、メイは剣人と一緒にヘリで仲本家を訪れる。
メイは執事の交換があって剣人になったことを報告していた。
恋愛禁止で執事を交換したら逆効果で間違いが起きる可能性がでてくると
秋子(石野真子)が爆弾発言すると、剣人はかなりの動揺。
そして夏美(星井七瀬)はメイと剣人が毎日同じ部屋で過ごすことに
なったと知り、動揺してしまい大騒ぎ。
そんな中、酔っ払った美冬(北川弘美)は、学園一のお嬢様と理人が一緒
に過ごしたら間違いが起こると興奮しながら言い出し、メイを不安にさせた。


その後、メイと剣人は寮に戻るが、部屋ではメイのことが気になって落ち着かない剣人。
寝る時間になっても、メイが爆睡しているが剣人は眠れなかった。
そんな時、不審な物音に気づいた剣人が、ビクつきながら部屋を出てみると、そこには、
酔っ払って座り込んでいる根津の姿があった。
そんな根津は、頑張って男を見せないと理人に負けてしまうよ!と剣人を
からかってくるが、そのまま眠ってしまった。
すると、ポツリと不二子!と寝言を言い出した根津に剣人は驚いていた。


翌日、メイのクラスメートたちは食堂でランチをとっていたが、メイは
理人が気になってしょうがなく、ルチアと一緒にいる理人にやきもき。
その後もメイは、剣人とダンスの練習をしている間も、理人のことを気にしていた。
忍や根津の言葉を思い出した剣人は、そんなメイを強引に引き寄せようとした。
その真剣な表情に驚き、慌てて離れようとしてバランスを崩すメイ。
それを助けたのは理人。
メイを間に挟んで、理人と剣人の視線がぶつかりあっていた。


別の日、メイと剣人は、根津ともめていた不二子が彼を平手打ちするところを見てしまう。
走り去った不二子を追いかけるメイ。
その後、不二子はメイにお嬢様と執事の恋愛禁止の規則ができたのは学園創立後
すぐのことらしいと話す。恋に落ちてしまったお嬢様と執事が
いたからなのだという。そして学園のどこかには、2人でデートした秘密の場所が
あるらしいと話した。
そんな時、いつの間にかそこに現れた多美は、有名な話で知っている!と
話しに食い付いてくる。多美は持っていた本を取り出し、『時間のない館』と呼ばれる
秘密の場所について書かれている詩を朗読。
夜が降りてくる少し前
宴を抜けて森の奥
『時間のない館』を訪れて
2人は永遠に結ばれん
すると、不二子は宴とは舞踏会のことで、その日に『時間のない館』まで
辿り着くことができれば、好きな人と永遠に結ばれるという言い伝えがあるという。
そして、この学園のほとんどの生徒が親が決めた人と結婚していて、
執事とどんなに心が通っていてもいつかは離れ離れになると話し、
根津に思いを寄せている不二子は、行ってみたいよ、時間のない館…とつぶやくのだった。
戻ろうとするメイの前に現れた忍は、本郷家を継ぐという意味がわかっているかと
問いかけてきた。
それは、巨大な権力と財産を継ぐことであり、婚姻さえも政略的なものになる、
理人の使命は、メイを本郷家に相応しい淑女へと導くことだけだとメイに告げた忍。
メイは忍から言われたことで思い悩み、その後のダンス練習も集中できずにいた。


その日の夜、気分転換にうどんを作ることにしたメイは剣人に手伝わせ、手うどんを
打つ。いつもの調子で剣人と話しているうちに、過去の楽しかった思い出が頭によぎり、
自分が本郷家の人間じゃなかったら今頃どうしていたかなと言い出すメイ。
剣人は、そんなメイに、戻ればいいのに戻らないのは理人がいるからだろうと問いかけ、
遂に自分の思いを告白し、その場を去っていった。
剣人から告白されたメイは驚きのあまり放心状態。
部屋を出た剣人は、ドアの前で、その2人の話を聞いていた理人に気づくが、
何も言わず外へと出て行った。


舞踏会の当日、メイのクラス内は重い空気に包まれていた。
そんな中、泉はメイのクラスの皆に、会場に向うよう指示する。
渋々立ち上がり、会場に向おうとするお嬢様たちだが、そのようすを見ていた剣人は、
もうこんなことは止めようと皆に告げた。
そこに由真や聡美の太陽生たちが皆を会場に向かうように呼びにきた。
その前に歩み寄り、改めて執事入れ替えを止めようと提案する剣人。
お互い信頼して、相手のこと大事に思ってるから一緒にいられるんじゃねえか!と
訴える剣人。
すると、剣人の言葉に動かされた根津、青山たちが続々と本来自分が仕えるべき
お嬢様の元へと戻った。
そして、他のクラスからやってきたお嬢様や執事たちもその動きに賛同し、
太陽生たちを取り囲むと、泉は、これが学園生徒の総意だと太陽生たちに告げた。
取り囲まれた太陽生たちは、何も返すことができず、その場を逃げるように去っていった。
その後、喜び合うお嬢様たちと執事たち。
メイは、涙を浮かべながら剣人のことを感謝し見つめていた。
その頃、理人もルチア宮を後にして、メイのもとへ急いで向かう。


その後、多美は理人が待っているという『時間のない館』にメイを案内しながら、
執事入れ替えの間、理人が徹夜で寮を見張っていたことをメイに告げた。
館に着くとメイは1人で館の中に入っていった。
一方、ルチア宮殿にいるルチアに忍は全て計画通りと報告。
ルチアは舞踏会の夜、2人は結ばれるのよ…
この世から離れて天国でね…とつぶやいていた。
その頃、館内にいるメイが理人を探していると、そこにいたのは剣人だった。
メイは剣人がいることに驚くと、メイが話しがあると言われて館に来たという剣人。
2人が混乱していると、多美が登場。
あの詩の本当の意味、教えたろか…?
2人が永久に結ばれるんのは、天国…と教え、
嘘をついてゴメン…と謝る。
そして、多美は今までに見せたことがない厳しい表情に急変し、
全てはルチア様のため…と告げたのだった。



第6話でしたが、多美がルチアに協力してメイをいじめていたんですね〜!!
いつもおちゃらけていた多美だけど、度々メイのところに現れていたもんなー。
メイの様子を隠れて見ていたってことですね。
そして、剣人もとうとう告ってしまいましたが、
今後のメイ、理人、剣人3人のトライアングル関係の行方が楽しみっ!!