土曜日のドラマ 『銭ゲバ』 『赤い糸』 『RESCUE・特別高度救助隊』

銭ゲバ』第4話



三國家の食卓で初めて一緒に朝食をとることになった風太郎(松山ケンイチ)。
そんな時、茜(木南晴夏)の誕生日プレゼントの話題になり、
茜は譲次(山本圭)に風太郎がほしい、結婚したいとお願いをしてくる。
それを、聞いた譲次と緑(ミムラ)は愕然。
だが、風太郎は茜に好きだ、愛してるよ、ずっと一緒に
いたい、でも結婚は無理だという。
それに対して納得いかない茜に、育った環境が違いすぎることをいう。
緑も茜とそれは関係ないというが、風太郎は譲次の気持ちを
読んでいるかのように代弁してみんなに話しだす。
そんな風太郎に驚く譲次。
そして、風太郎は同じ環境、空気、価値観が一緒の方が1番
いいと説明する。
すると、茜は、泣きながら三國家を出ると言いだしてしまい、
動揺する譲次。
もちろん風太郎は絶対駄目だと答え、茜に
貧しいことの辛さをわかってない、貧しさは人を変える、
愛なんてなくなってしまうものとアツくなって語り、
突然、ケガした足を引きずりながら譲次のところに行き、
土下座で謝り出した。
こんな風になるためにここに来たわけではない、
茜を幸せにしてあげてくださいと譲次に茜を託し、
お互いが辛いから三國家を出ることを告げる。
そして、三國家にいれたことを感謝し、自分の世界に戻る
といってその場を去った風太郎。


その後、風太郎は三國家の庭で、三國家を見ながら微笑み、
お金持ちの三國家に対して、従順で欲張らない身の程を知った
貧乏人が好きなんだよな、と本性を露にしてつぶやき、
お金持ちの考えていることは手に取るようにわかるズラ、
アイツは悪い奴ではないとひょうしぬけしたんだろうと
さっきの出来事は芝居だったことを明かす。
その頃、譲次は風太郎の読み通りのことを緑に話していた。
そして、緑も白川(田中圭)に風太郎はお金目当てで
茜に近づいているから三国家に入れるのは絶対やめた方が
いいといわれたことを譲次に話し、それは間違いだったという。
一方、三國家の正面にいる風太郎は、茜が上手くやって
三國家の人が戻ってくるように頼みにくるのを待っていた。


そんな頃、茜はショックのあまり泣いていた。


その後、緑は白川に電話するが留守電。
緑はずっと電話にでない白川を心配しながらも、
風太郎は白川の思っていたような人ではないと
メッセージを残していた。


三國家を出た風太郎は、数日間三國造船でひたすら仕事を
しながら、三國家の人が頼みに来るのをずっと待っていた。
しかし、なかなか三國家の人が頼みに来ない。
そんな風太郎は、駄目なんだ、信用されにゃぁ駄目なんだァー
とぼやいていた。
一方、茜はショックで風太郎が三國家を出て行ってから、
部屋に引きこもってしまい、食事もとらずに過ごしていた。
緑はそんな茜を心配して部屋を訪れると、茜は手首を切って
倒れこんでいた。


そんなある日、いつもと変わらず仕事をしている風太郎の
ところに緑が現れ、三國家に戻ってきて、茜には風太郎が
必要だからと泣きそうになりながら頭を下げて頼んできた。
その瞬間、風太郎の目が変わった。


その後日、再び風太郎は三國家に戻ることになり、微笑みながら
三國家を訪れる。すると、緑や譲次から歓迎され、そこにいた
茜を抱きしめながら謝っていた。
そして、風太郎は白川を埋めた場所に行き、今の状況を笑いながら
説明し、お金持ちの仲間に入ったことを地面に埋まっている
白川にむかって笑顔で報告し、一輪の花を置いていった。


風太郎が三國家に戻ると、三國家の人たちと楽しそうに話しを
している健蔵(椎名桔平)が訪れていた。
そんな2人はバチバチ
そんな中、風太郎を含めて、健蔵は三國家の人たちと、会話を
弾ませる。
挨拶に訪れたという健蔵だが、早くも結婚の話を聞いてしまった
健蔵は驚きと共に、親戚となることを喜んでいた。
そして、ずうずうしくお酒を頂きながら風太郎の株をあげ、
アピールする健蔵。そんな健蔵がウザく感じた風太郎は帰らそう
とするが、ここに泊まることになる。
そんな中、トイレに行く健蔵を案内した緑に風太郎のことを
よろしくと頼むと同時に、過去の話を持ち出し、自分が風太郎の
目のキズを負わしたことを告げ、家族の温かさを知らずに育って
きたと打ち明ける。


その後、風太郎の部屋で健蔵と話す2人。
健蔵がいきなり訪れてきたことに不満に思う風太郎は、
首を絞めたときに健蔵を殺せばよかったと後悔。
そして、どうやって茜の心を射止めたのかという健蔵の疑問に、
風太郎は、好きな人が死んで、死んでほしい人は生きているから
好きな人は作らないと決めたという。
そして、風太郎の魂胆を知っている健蔵はこの状況になった
ことを、さすが我が子とやたらと褒めまくっていた。
そんな2人の会話の中で、お金持ちに対して批判する思いが
健蔵と一緒だと知った風太郎は思わず心を開きかける。
そんな時、2人で全財産を分け合おうと話しをもちかける健蔵。


一方、緑は白川を心配して電話をかけていた。
そんな時、ごみ捨てに出かけていたはるちゃん(志保)は地面の
下から鳴り響く音に反応し、一輪の花をどけて地面を手で掘り
始めていた。そんな時、音が止まる。だが、その後もひたすら
手で掘り起こしていた。
その頃、風太郎は隠していたお金を取り出し、健蔵に渡し、
これを持って消えろ!二度と現れるな!と警告していた。
すると、お金を受け取った健蔵は理解し、親子水入らずの最後の夜
だから朝帰ると伝える。
一方、はるちゃんは掘っていたところから指を発見!!
驚きのあまり慌てて走りすぎてこけてしまう。
その時、風太郎の部屋を見ながら、この前の夜に見た泥だらけの上着
を思い出し、何か気づいた様子で再びダッシュ


翌日の朝、風太郎はうなされ、ハッとして目を覚ます。
そして、隣のベットを見ると、いつの間にか健蔵はいなかった。
朝食をとりながら、健蔵が迷惑をかけて帰ってしまったことを
三國家の人たちに報告。
そんな時、緑ははるちゃんがいないことに気がつき、他の家政婦に
尋ねると、具合が悪くて寝込んでいるという。
そんな中、譲次は話しを改め結婚の話題を振り、結婚式は三國家が
仕切り、結婚後もここで一緒に住むように伝える。
その後、結婚について和気藹々と話す三國家の人たちだったを見て、
風太郎はうつむいていた。
そんな風太郎に緑は、声をかけ家族になったんだからといわれ、
家族という言葉を実感。
そして、家族と唯一思っていた桃子(奥貫薫)の死を思い出していた。


翌日、風太郎が三國造船で働いていると、同じ職場で働く
枝野良夫(柄本時生)がミスしてしまい、上司に怒鳴られていた。
風太郎は何も言わず上司を近づきガン見。それに圧倒され、
上司は引き下がり、かばってくれた風太郎に感謝する良夫。

そして、風太郎は仕事が終わり伊豆屋の前を通り、入ろうか迷っていた。
一方、伊豆屋では夢を追う真一(松山ケンイチ)が戻ってきていた。
そこでは討論していて、保彦(光石研)、祥子(りょう)、
晴香(たくませいこ)、由香(石橋杏奈)は
普通に働いてほしいと頼んでいるにも関わらず、
真一はもう一度夢を追うチャンスがほしいと土下座して頼み込んでいた。
そんな中、思わず保彦は気持ちを察し、お金を貸してしまう。
真一は、保彦に感謝して伊豆屋を出ていってしまった。
その矢先に、風太郎は伊豆屋に訪れる。
そして、ご対面してほしかったといいながら、祥子たちは盛り上がっていた。
そんな中、大切なお金を貸したにも関わらず笑って話す保彦に
ツッコむ風太郎だが、お金ではなく心だといわれ、
桃子も同じことをいっていたことだと思い出す。
その後、伊豆屋を出た風太郎は、伊豆屋の人たちの心を試すため、
わざと伊豆屋の前にお金を置き去り、影で様子を窺いながら、
心では生きていけない、大切なのはお金、所詮、銭ズラとつぶやいていた。
そんな時、由香が伊豆屋の前に出てきてお金を発見!!
しかし、そのお金は通りがかりの警察の人に渡していた。
その姿を見た風太郎は、疑惑を抱いていた。


その頃、聡(宮川大輔)と菅田(鈴木裕樹)は風太郎が
お金の為に三國家にいることしっかり読んでいた。
そして、2人が話していると、謎の人から三國家の件で
聡にタレコミの電話がかかってくる。
電話で何かを知った聡は驚いていた。
一方、風太郎は茜のウエディングドレス選びに、緑と付き合っていた。
そんな中、茜がウエディングドレスを試着することになり、
緑と風太郎は2人で話す。
風太郎はお金持ちに対する自分の概念が変わったことを打ち明け、
持つ人がいるから持たない人がいるから、世界が成り立っているという
世界があることに驚いたといい、みんな同じなんてできるわけがない
と話す。しかし、緑はお金持ちだからこうだ・・みたいな、
決めつけているけど、みんなそれぞれ個性があって違うと思うという。
お金持ちという名前の人間は1人もいないと言い聞かせ、風太郎の考え方
を注意した。すると、風太郎は素直にはい、おねえさん。
そして、緑が茜の様子を見に行った瞬間、風太郎は、ガラッと変身、
お金持ちという名前の人間はいない・・といってあざ笑い、
そんなことはどうでもいい、お前らの顔はお金にしか見えないズラ・・
とつぶやき、茜がウエディングドレス姿ででてくると、
風太郎の目には、茜がお札に見えていた。



ある日突然、聡と菅田は三國家を訪れていた。
そして、三國家の庭に死体が埋まっているという匿名の通報があったこと、
三國家の人たち、風太郎に話す。
そんな中、ビクビクしながら春ちゃんもその場に立ち会っていた。
すると、三国家の人たちは、驚き、信じられない様子。
風太郎は、何もいわず、考えていた。
そんな中、全員で庭を確かめに行くことになる。
菅田が庭を掘り始めると、風太郎はヤバい顔をしながらかみ締め、
見つめていた。
どんどん掘り起こしていく菅田だが、何かを目にして掘るのを止める。
すると、へのへのもへじの舌付きの絵で、
バカがみるぅ♪と書かれてある紙が出てきた。
聡や譲次はそのイタズラにご立腹。
風太郎は、ホッとしながらも怒りでいっぱいいっぱい。


その頃、健蔵は女を連れ込み宿で豪遊。
カードを握らせてもらったと風太郎に問いかけていた。



第4話でしたが、白川の死体は三國家の庭に隠していたんですね!!
近すぎる・・どんだけ庭が広い?
でも、風太郎が隠していた死体も最後のシーンでは
移動されていたことが判明したわけですが、
健蔵が移動させたんですかね!?
親子してスゴイお金持ちに対しての概念があるって事ですね。
そして、警察には春ちゃんがタレこんだ?
コワイドラマですが、謎が多くて面白い!!
次回も楽しみにしてます。