水曜日のドラマ『キイナ・不可能犯罪捜査官』

『キイナ・不可能犯罪捜査官』第４話

警視庁では、桜（小池栄子）とキイナ（菅野美穂）はバレンタインの話を
している。
関係ないというキイナに、桜から真一郎（塚地武雅）の話を持ち出され、
動揺していた。
しばらくして、雑誌を見ていた桜がキイナを呼び、雑誌に載っている占いの
話をする。
桜の友人・高原美和子（黒坂真美）の紹介で、“奇跡の占い”で話題の
大人気占術師・星宮麗香（南野陽子）に占ってもらっていることを
聞くキイナ。
麗香に占ってもらう桜に連れてってとキイナは頼んでいた。
そんな時、傷害事件が起こり緊急配備と雅（沢村一樹）が指示を出す。
すると、花田（高橋良輔）・服部・（東根作寿英）・津田（金田明夫）
たちが動き出し現場に向かう。
その時、タケル（平岡祐太）も行こうとするが、ベッパン扱いされ許可
されなかった。タケルはガッカリ。
そんな時、キイナに占いを誘われるが占いを信用していないタケル。

いつの間にか、占い館にキイナ、桜と一緒に来ているタケル。
桜は、美和子も麗香に占ってもらい、結婚することになったという。
それを聞いたキイナは大喜び。だが、疑っているタケル。
そんな時、TVの撮影が長引いていることを聞き、興味本意に３人は撮影の
会場に向かう。
すると、“奇跡の占い”が始まり、麗香がその人の人生を全て
占えるという。
そして、誰かを占おうとすると、キイナが指名され、
緊張しまくりのキイナ。
早速、麗香に占ってもらう。名前・生年月日だけでも恋愛で悩んでいる
ことを当て、次は、タロットで占い。
７８枚の中からキイナは１枚のカードを選び、麗香は裏返しのまま
そのカードの中身がわかったようだ。
しかし、麗香は周りのお客さんを楽しませようと、その中の人から
インスピレーションでそのカードの中身を感じ取ってもらおうと提案。
そこで赤い洋服の女性が選ばれ答えることになる。
すると、その女性から、丸い輪のような物でその上に天使みたいな・・・。
と感じ取る。
その後、キイナがカードをオープン!!すると、ビンゴ〜。
そのカードは運命の輪、転機を表すカードで、仕事・性格・真一郎への
思いをズバリ言い当てる麗香。
キイナにとって今が大切な転機のチャンス、あなたに幸せの奇跡を〜〜、
と言われ、すっかり舞い上がってしまう。

撮影後、占い館で桜は占ってもらう。
すると、死のカードを引いた麗香は、身近な人に死が近づいていると
いわれ、“純白のウエディングドレス”と告げられる。
それが美和子のことだと察知した桜は、直後に電話をするが出ない。
心配してあたふたしていると麗香に美和子の自宅に行こうと誘われ、
桜はキイナ、タケル、麗香と一緒に自宅に駆けつける。
ウエディングドレスが飾られた部屋で死亡している美和子を
発見してしまう。
桜は、その死と対面できず、名前をずっと呼び続けていた。
その時、キイナは部屋全体を見渡し、ウエディングドレスに目を
つけた様子。
その後、雅、津田も現場に訪れ、タケルが毒物による中毒薬物と
遺体状況を伝える。

警視庁に戻ると、タケルが現場検証の報告をする。
美和子の体内、落ちていたグラスから有機リン系毒物による中毒と判明。
テーブルの上のグラス、ボトルからは薬物が検出されなかったことをいう。
すると桜が、結婚式を目前に幸せそうだった美和子が自殺するはずがない、
と感情移入してしまう。
そんな中、雅の指示でタケルは説明を続ける。
室内から６種類の指紋、５種類は麗香、キイナ、タケル、桜、美和子
と判明。しかし、１種類は謎。
そんな時、死亡推定時刻の前に美和子の部屋から、よく来ている男の人が
目撃されているという目撃証言を入手。
すると、桜は婚約者の須藤啓介（前川泰之）のことを話す。
そのことから、雅（沢村一樹）は、須藤の身辺を調査するよう指示した。
そんな時、キイナは、死が近づいていると当てた麗香が気になり、
打ち明けるが、偶然として扱われてしまう。

警視庁では、津田たちによって、須藤の事情聴取をする。
須藤は事件当日の話をするが、美和子の自宅には訪れたもの、
取引先から呼び出され乾杯する前に自宅を離れたという。
しかし、タイミングよすぎと怪しんだタケル。
そこで御手洗（草刈正雄）は保険金目的の殺人と疑い、
津田が追い込みをかける。
須藤は自分に容疑をかけられていることに気づき、エキサイトして否定。
それを見ていたキイナはその場を離れ、桜のもとに行き声をかけると、
桜は須藤は美和子を愛していたから犯人ではないという。
キイナは美和子のために絶対真実を突き止めると宣言。
その時、殺人事件を予告したとマスコミに騒がれる麗香をTVで見た
タケルはキイナに声をかけ、一緒に見ることに。
すると、美和子に対して驚愕と苦しみを感じたと話す麗香。
それを聞いた桜は須藤が・・と疑惑を持つ。

キイナは確かめたいことがあるため、占い館にタケルと訪れる。
しかし、美和子の死がショックで占い館はお休みしていた麗香。
そんな中、キイナは死が近づいて見えた麗香を尋ねる。
すると、フラッシュバックで感じたと答える麗香。
そこで、キイナは殺した犯人を占ってほしいと頼む。
困りながらも麗香はOK。占うことに・・・。
すると、悪魔のカードを引く。欲望、悪意・・とつぶやき、
犯人は男性で、自分の欲望で美和子を殺害したという。
キイナはどんな男性か尋ねるが、麗香はこれ以上は・・と拒否。
帰ろうとしたキイナだが、美和子の部屋を迷わず先頭で向かう麗香に
疑惑を抱き質問。
麗香は美和子の部屋と感じたからとあっさり答えた。

その後、警視庁に戻るキイナは、麗香のことで悩んでいる。
そんな時、須藤の取引先から電話で須藤を呼び出したことが真実と判明。
改めて須藤の近辺を調査するよう命じる雅。
一方、キイナは麗香のことで頭の中はいっぱい。
だが、お腹が減り食堂に行く・・・真一郎と遭遇。
きまづい中、一緒にランチ。そんな中、２人で占いの話をする。
そこで、キイナは占いを信じる人は、印象強いことは覚えて
その他は忘れる。
つまり、ハズレは忘れて当たりだけを覚えているということを知り、
キイナは過去の解明された能力と照らし合わせ麗香の奇跡も説明できる
と確信する。
そして参考になる本を集め、考えられないスピードで解読し始めるキイナ。
そんな時、見つけたぁ〜!!

部署に戻り、麗香の奇跡を再現するとキイナは準備し始める中、
周りのみんなは、余興でも見せるのかとあきれていた。
そして、御手洗をタロットで占うキイナ。
キイナが麗香に占ってもらった時と同じ状況で占う。
そして、そこにいる人の中で、御手洗が選んだ人からカードの中身を
当ててもらう。
キイナも、休息・静養とズバリ当てるという全く一緒のことができた。
そんな姿を見たみんなは、圧倒される。
すると、これは占いではないと否定し、説明する。
あらかじめ、年齢にあったもので同じカードのものを揃え、
細工をしていないと思わせるため、新品のものを用意し、
先入観を利用する。他の人に当ててもらう時に選ばれた人は、
誰でもいい用に見せかけ実は、決まった人を選ばせている。
それはフォーシングというマジックの１つ。
そして、麗香が奇跡の占いといっているのはこれの応用。
初めて会った人でも当てるのは、コールドリーディングというテクニック。
相手の人に全てを知っているかのように信じさせる処方。
相手の心理を操作して信用させることで奇跡と思わせることを話し、
麗香の奇跡といわれている占いは説明ができることを証明する。
しかし、見えるはずのない美和子の死が見えた麗香のことが説明が
できない。
美和子の死をあらかじめ知っていたことになる、つまり麗香が犯人と
宣言するキイナ。
そしてキイナ推測。
事件の前の日、麗香はグラスに毒を塗るために美和子の部屋を訪れ、
そこで麗香の指紋がついた。
そして、その指紋を全部取るのは難しいと考え、初めて行ったように
見せかけるため、キイナたちと現場に行って指紋をつけた。
それは、容疑がかからないようにするためのことだと説明するが、
動機が見つけられないキイナ。

その後、キイナは捜査資料を集め、動機を基づけるものがないか追求する。
そんな時、雅から全てに動機があるとは限らない、先入観に囚われている
のでは・・・といわれてしまう。
先入観とつぶやきながら、悩みこむキイナは男子トイレへ・・。
するとタケルに男子トイレと注意されてしまう。
そんな時、キイナの頭の中は、男と女、ランチのトレーの青と赤、
現場のグラス青と赤・・・・そして閃く。

その日の夜、須藤の背後に何者かがアイスピックで・・。
襲い掛かろうと・・・
すると、そこキイナ登場!!!
そこにいたのは麗香。
キイナは麗香を井上カズコと言ったのだ。
そして犯行の手口はわかったが、動機だけがわからなかったことをいう。
でも、先入観に囚われていたことを知り、美和子ではなく、須藤を殺した
かったことがわかった。
そして、麗香が青のグラスだけ毒を塗ったのは男性が青。
つまり須藤が青を使うと思ったからという。
しかし、あの日須藤は呼び出されていて飲まなかった。
そして、青のグラスにワインを入れた美和子はそれを飲んでしまったと
推測するキイナ。
そこでタケル、須藤と麗香との接点は、１０歳年下の妹が７年前恋人の
事件で亡くなり、その恋人が須藤だったことをいう。
すると、麗香は美和子に写真を見せてもらい、そこには、７年ぶりに
見る幸せそうな須藤が写っていて、妹の罪を背負って生きていると
思っていた麗香は、それが許せなかったという。
だから、美和子を利用して須藤を殺そうと決心したことを打ち明けた。
その後の出来事は、キイナの推理的中。
でも、罪のない美和子を殺したことで麗香は心を痛めていた。
そんな時、その罰を受けなければと、麗香はアイスピックを持ち、
死のうとする。
その時、キイナは、ガーベラっっ!!
そして、妹が好きだった黄色いガーベラを須藤は７年間欠かさず
月命日に供えに来ていたことをいい、
この７年間罪を背負ってきたのでは・・と伝える。
だから、麗香にも罪を背負ってくださいと告げるのでした。
麗香も我に帰り、｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡うえええん

そして翌日、桜はキイナに美和子のために真実を見つけてくれて・・と
感謝し、ケーキプレゼント!!
部署では、夕実（さくら）とマキ（薗田杏奈）が１日早い
バレンタインチョコをみんなにプレゼントしていた。

そして、キイナも真一郎にチョコをあげていました。

第４話でした。
キイナは今回、食べもの系のシーンが盛り沢山でしたd(ﾟｰﾟ*)ﾈｯ!
でも、先入観てすごいものだと実感しました。
占いって心理だもんねっ。
でも、心理を操作する占い師もスゴイ!!!
占い師からズバリ当てられたら自分も信じちゃうもん。
結局、手違いで美和子は殺害されてしまったわけですが、
麗香もボンミス・・・!?
次々に事件が起きるわけですが、今のところ全部面白いです。
次回も期待・・・!!!!