木曜日のドラマ 『ありふれた奇跡』 『リセット』 『特命係長・只野仁』

ありふれた奇跡』第3話



中城加奈(仲間由紀恵)と田崎翔太(加瀬亮)は、お互い過去に自殺しようと
したことを打ち明ける。そして、2人はお互いメールを交換していくうちに、
気持ちをわかり合えるようになっていた。
翔太と加奈が会っているのはデートではないけど、死のうとしたことの
ある人の会とという。加奈は男と女の面倒なことは考えたくなく、
常に会う時、デートではないと翔太にいっていた。
そして、翔太も無理して加奈に合わしていた。そんな時、
加奈は翔太に死のうとした理由を尋ねると、翔太は何度も話そうとするが、
震えだしてなかなか話せないでいた。
そんな姿を見た加奈は自分も同じだからと言い、謝りながらそんな翔太を
抱きしめた。
その夜、自宅で翔太は加奈との出来事を思い出し、
おかしな様子になっていた。重夫(風間杜夫)はそんな翔太に気づき
声をかける。一方、四郎(井川比佐志)は翔太はホッとしている
だけだから放っておけと言っていた。翔太はお風呂で加奈に抱きつかれた
ことを思い出し浮かれていた。
その頃、加奈は静江(八千草薫)の部屋で、人恋しいと言いつつ、
はしゃいでいた。


翌日の夜、加奈と翔太はスナック(妙)で待ち合わせをした。
翔太はデートでもないのに左官の作業着ではなく、
私服に着替えて来ていた。翔太は加奈に、この前言えなかったことを
話したいと言い出していた。その時、藤本(陣内孝則)が登場。
加奈は藤本を会員にしていたのだ。
スナックで藤本はお酒が入り酷く酔っ払ってしまい、翔太が送っていく
事になった。帰りのタクシーの中、藤本は酔っ払いながらも、
2人の邪魔をして悪かったと謝るが、翔太は、デートではないと
否定するが、加奈と翔太はどうみてもデートをしていると不機嫌な藤本。
家まで送ってもらった藤本は家に上がるようにと誘い、翔太は藤本に
引っ張られながら部屋に入ると、藤本の部屋は古くて小さく質素な
暮らしをしていた。
送り終えた翔太は仕事が早いからといい、帰ろうとするが、
寂しさあまり強引に帰らせなかった。藤本は、自分の過去の話を
翔太に話しだす。そして、翔太に泊まっていくよう
勧め、翔太は役に立つならと承諾し、藤本の家に泊まることにした。
しかし、そんな翔太の優しさに若い奴は・・と文句を言い出す藤本。
それに対し翔太はイラッときてしまい暴れだしてしまった。


その翌日、加奈が誠の部屋に訪ねてきた。藤本は眠っていると言い、
外に出る加奈と翔太。すると、その目前には重夫がいた。
あらかじめ翔太が居場所を四郎に言っていた為、様子を見に来ていた
重夫。2人の関係を怪しむ重夫だが、翔太は否定していた。
そして翔太が無事とわかり、重夫が水道局に戻る途中、四郎に
電話して加奈をほめていた。
その頃、加奈と翔太は藤本のところに戻り、掃除などをしていた。
そんな姿を見て藤本は2人に気をつかっていた。帰り道、
翔太は加奈に過去の話をもちかけた。翔太が前に勤めていた会社
では営業をやっていたが、新人で成績が悪く、散々なことを
いわれていた。それに対して翔太はおどおど卑屈で、何を言われても
きれない、怒れない、そして課長には愛想笑いしたり、
すがりついていた翔太は苦しんでいた。
そんな翔太は左官の倉庫で首を吊ろうとしたが四郎に見つかり、医者に
連れて行かれ、ウツだといわれ、翔太は左官をやらせてと頼んで
今に至ったと、泣きながら語った。
そして加奈の過去を聞きたがる翔太だが、加奈はまだ話せないでいた。


翌日、コンビ二の前で安藤律子(キムラ緑子)を見かけ、翔太は律子を
追うが律子は翔太を気にしながら逃げていた。
行き止まりで律子は翔太に話しかけられた。律子は偶然に見せかけ
翔太に会いにきていた。そして左官をやると思わなかったという律子。
翔太は死のうとしていたことを打ち明け、律子が重夫と会っていること
を知っていた翔太は、家に戻りたいのか尋ねるが、
律子は翔太に会いたくなったことをいう。
その日の夜、スナックで加奈と翔太は会っていた。
加奈は過去のことを話そうと思っていたのに黙ってしまっていた。
そして翔太にこれが本性といい、過去の話をすることができずにいた。
しかし、翔太はそんな加奈をかばっていた。すると、突然加奈は、
翔太のことが好きなのかな〜?と言いいだした。翔太はあせりながら、
そういうのはよそうと言っていたが、少し酔っていた加奈を見て、
嬉しそうにしていた。



第3話でしたが、じれったい・・・。
デートと認めず、死のうとしたことのある人の会。
長い名前の会だ!!
しかし今回で翔太が死のうとした理由がわかりましたねっっ。
次は、加奈の番です。
いつ言うんだろう〜?
末永く待っていたいと思います。