木曜日のドラマ 『特命係長・只野仁』 『ありふれた奇跡』 『リセット』

特命係長・只野仁』第2話



黒川会長(梅宮辰夫)は只野(高橋克典)を呼び出し、黒川会長(梅宮)の
長い友人が経営する業界2位の大手・グローバル電器を誹謗中傷するサイト
「グローバル電器の闇を暴く」が今、問題になっていると言う。
事実無根のデマばかりだが、改正するのは難しい。本当のことを交えながら
いかにも信憑性のある書き方をしている。
グローバル電器は事実無根のデマと認め公表したが、いったん
インターネットにでたら、どんどんコピーされてしまうと言う。
このまま放置していては会社の信用に大きな傷がつく。
そこで、このサイトの管理人「スコルピオン」の正体をつき止め、
このサイトを抹消させろ!!と特命する。


只野(高橋)はパートナーの森脇幸一(永井大)とスコルピオンに
ついて語る。
森脇(永井大)はグローバル電器に恨みのある奴だ。
ここまでやらない、と言う。
只野(高橋)はグローバル電器を調べ、森脇(永井大)はサイトを
調べる事になったり調査を開始。
そこで、新水真由子(三浦理恵子)に只野(高橋)は電話し調べて
もらいたい事があると言う。そんな時、坪内紀子(櫻井淳子)らは
バーで飲んでいると、パソコンを見ているある1人の女性を見かける。
翌日、電王堂で只野(高橋)の森脇(永井)は話す。森脇(永井)は
掲示板にカンニングのスコルピオンが書き込みをしているのを見つけた
と言う。
山手線でレインボーブリッジが見えるところ、
品川から浜松町にかけてと範囲を絞っていた。
しかし、範囲が広すぎと言い任せる只野(高橋)。
しばらくすると、只野(高橋)は森脇(永井)に電話で無料サービス
のコーヒーの書き込みから24時間のネットカフェと言う。


場所を突き止めそこに只野(高橋)と森脇(永井)。
ネットカフェで見張る森脇(永井)。
すると、それらしき人物に接近する。スコルピオンの正体は、
昼間建設現場の日雇いの仕事をしきながらネットカフェで生活して
いるフリーターの男だった。
只野(高橋)は日雇いの仕事の人に変身し、近づき調査する。
新水真由子(三浦理恵子)はネットカフェの取材。一緒に来た
只野(高橋)は男を調べる。その男は名前を教えなかった。
そして、裏の只野(高橋)になって、その男を追う。
するとその男に接触する女性がいた。その男と話を終え、
1人になった女性はバーに行く。そこに後からつけていた只野(高橋)
だったが、そこには坪内(櫻井)が近くの席に座っていた。
すると、以前に会った事があった坪内(櫻井)は女性に声をかける。
そして自己紹介し合う2人。
そこで、聞いていた只野(高橋)はその女性がグローバル電器で
働く沢田奈美(原史奈)とわかった。
只野(高橋)と森脇(永井)は、マヤ(はるな愛)のお店で密会。
ネットカフェの男とグローバル電器が繋がったと言う森脇(永井)。
しかしネットカフェの男の事は何も知らないと只野(高橋)
は苦戦していた。


そこで只野(高橋)はグローバル電器に潜入捜査すると、
奈美(原史奈)達がいるとこに近づき、わざと写真を落とすと、
女性社員らから半年前、社内情報漏洩の責任を押しつけられ会社に
いられなくなり退社した浅野勉(野久保直樹)ということがわかった。
そんな時、黒川会長(梅宮)は犯人の正体が分かった以上、調査を終了
するよう只野(高橋)に命じる。
だが、只野(高橋)は真由子(三浦理恵子)からの情報によると、
グローバル電器は現在、社長派と専務派に分かれて激しい権力争いを
繰り広げているということを聞いてしまう。
でも、その件から手を引いてると言う只野(高橋)。
しかし、もしかしたらそのことと浅野は何か関係があるのではと思い、
ネットカフェに行き、浅野(野久保)に本来の只野(高橋)の姿を見せ、
グローバル電器にばれている事を教える。
だから姿を消した方がいいと忠告する。
そして、そこにいたグローバル電器の社員の男にその現場を見られ、
只野(高橋)だとばれてしまう。
グローバル電器の社員のその男は浅野(野久保)を攻め、問いただすが、
あんたには、逆らえないだろ、会社にばれたなら、こんな事止めないかと
浅野(野久保)は言う。


すると、ネットには只野(高橋)がグローバル電器のスパイとして
書き込みされてしまう。
只野(高橋)はあらためて奈美(原)に事情を聞く。
実は半年前、情報を漏らしたのは借金返済に困った奈美(原)だった。
奈美(原)のことを想っていた浅野は奈美(原)の代わりに罪を
被ったが、その事実を専務派の山岸(西村清孝)という社員に知られ、
社長派を攻撃するために利用されていたのだ。すべてを知りすぎた
浅野(野久保)を消そうとする山岸(西村)。
そのシーンをネットで流す。
そこへ只野(高橋)達が現れ、脅す只野(高橋)逃げる山岸(西村)に
容赦ない一撃を叩き込む。
惚れた女のためによくここまでやったな、好きだよ、そういうの。
と浅野(野久保)にそう言葉をかけ去って行く只野(高橋)。
こうして事件は無事、解決した。



今回の特命、只野(高橋)なんかかっこよかった。
しかも、最後らへんに羞恥心をセリフにしていて、アッと思った。
そういえば、浅野(野久保)・・・みたいな。