土曜日のドラマ 『赤い糸』 『RESCUE・特別高度救助隊』 『銭ゲバ』

『赤い糸』第9話



芽衣南沢奈央)、敦史(溝端淳平)、美亜(岡本玲)、優梨(鈴木かすみ)、
充(田島亮)、夏樹(柳下大)たちは、陸(木村了)の葬儀に出席した。
葬儀が終わった後も、芽衣たちは、陸が亡くなったことが信じられなかった。
式場でみんなが解散する中、敦史を呼び止めた芽衣は、陸が事故の直前に最後に
敦史に言ったことを尋ねる。
すると敦史は、俺の代わりになろうと思っていたけど、無理だった…。
と言った陸が、自分と芽衣のことを最後まで気にかけていたと答えた。


芽衣と敦史の誕生日、2月29日が近づいてきた。
美亜は、芽衣に中学の頃の仲間たちと集まって盛り上がろうと話す。
一方、敦史は大叶神社で麻美(石橋杏奈)と節分祭を手伝っていた。
そこに邪気を払いに来た陸の父親・忠明(林和義)は、敦史に包みを渡す。
中には、陸が書いた絵馬が入っていた。
芽衣と陸が付き合っていたことを知った麻美は、陸のことを話して欲しい。
私なら敦史の気持ちわかってあげれる。大切な人を亡くした気持ちよくわかるから
と敦史に話す。
敦史は、陸が事故に直前に最後に会ったのが自分だったと話し始める。
芽衣と待ち合わせしていたのに会えないまま事故に遭ったこと、
陸が、芽衣と敦史が見えない何かで繋がっているのではと思っていたこと、
そして、芽衣のことを大切にしていたのに勘違いしたまま陸が死んでしまったことを
打ち明けた。


麻美は、優梨にも芽衣と陸のことを尋ねる。
芽衣の誕生日が2月29日だと知った麻美は、芽衣が通う桜川高校の校門で
待ち伏せし、芽衣と会う。
その後、麻美と芽衣は、駅前のハンバーガー店に行った。
麻美は、大切な人を亡くした芽衣を労わりつつ、芽衣の誕生日の話題を切り出す。
麻美は、芽衣と敦史の誕生日は同じだけど、運命で結ばれているのは自分と敦史
だと言う。そんな麻美に芽衣は、敦史とのことは終わったことだから…と告げた。


リハビリが終わったと帰ってきた夏実(山本未来)は、敦史の誕生日を祝うことを約束。
その夏実が公園にいると、幸子(渡辺典子)が話しかけてきた。
幸子は、春生(浜田学)が逮捕された後、姿を消した夏実に理由を問う。
そんな幸子は、春生のは前科があったが、麻薬で逮捕されたことが信じられなかった。
口を閉ざす夏実に幸子は、敦史と芽衣が同じ中学のクラスメイトだったと明かす。
そんな幸子は、自分が別れさせてしまった芽衣と敦史のためにも15年前の真実を
教えて欲しいと頼むが、夏実は答えずに去ってしまう。
動揺した夏実に声をかけたのは村越(松田賢二)だった。
麻美は、芽衣に会ったことを敦史に話す。そして、麻美は敦史の側にずっといたい
辛いことも一緒に乗り越えていきたいと再び告白。
そして、2人は、敦史の誕生日を一緒に過ごすことを約束する。
一方、芽衣は、陸に告白されてからの思い出を思い出していた。
そんな芽衣は、俺を好きになろうとしてくれてありがとうと言われた陸の言葉に心を痛め、
悲泣する。


2月29日、芽衣と敦史の誕生日。
芽衣は、美亜、優梨、夏樹たちとハンバーガー店で誕生日パーティー
コータ(山田ジルソン)がハッピバースデーと歌いながら誕生日ケーキを持ってくる。
感激しながら芽衣は、蝋燭の火を吹き消す。
歓声がわく中、そこに遅れて充が現れた。
中学時代の仲間が一緒に集まるのは、陸の葬式以来だった。
そんな芽衣たちは、文化祭で楽しかった中学時代の思い出を語り合い、盛り上がる。
沙良(桜庭ななみ)の話題になるが、芽衣は何も言わず俯いていた。
そんな中、夏樹は、陸の墓参りに行こうと芽衣たちに提案。


戸惑いながらも芽衣は、美亜たち中学の仲間と陸の墓参りに行く。
そこで芽衣は、陸が亡くなった日、陸が残した留守電の内容を明かす。
中学の頃のように普通の関係に戻ろうとの陸の留守電に、もっと何か出来たのでは?
もっと一緒にいれたのでは?と考えてしまうと話した。
夏樹たちは、陸のことをずっと覚えていればいい、陸との楽しかった思い出を
これからは芽衣の力にしていけばいいと話す。
その頃、芽衣宛に手紙が届いていた。
その手紙を読んだ幸子は、春生が永眠したことを知る。


敦史は、リハビリセンターからの電話で夏実のリハビリが終了していなかった
ことを知る。
夏実を探す敦史だが、パートで働いていたスーパーも辞めていた。
もしやと思い、敦史は村越の店へと向かう。
そこで、村越と夏実が一緒にお酒を飲んでいるのを見つけた敦史は、
夏実を連れて帰ろうとする。
そんな敦史に村越は、無駄だ、また、お店に夏実が来るという。
敦史は、夏実の人生を駄目にしたと村越を責める。
すると、村越は、敦史の言い分を打ち消すかのように語る。
元々駄目な人生の夏実を薬が忘れさせてくれる。
親の心、子知らずというが、お前たちのところは逆だな。
子供がいなければ、夏実の人生は楽だったと夏実が言っていた。
夏実が一緒にいたいのは、敦史ではない、俺だ。
そう聞いた敦史は、思わずフォークで村越の足を刺し、その場を走り去る。
その頃、麻美は、ハンバーガー店で敦史をずっと待っていた。


芽衣が家に帰ると幸子と寿久(甲本雅裕)が言い争っていた。
春菜(岩田さゆり)も帰ってくると、幸子は姉妹を呼んだ。
そして、幸子は寿久との別居を切り出す。混乱する芽衣たちに寿久は、幸子との考え方の
違いで決断したという。
さらに、幸子は、芽衣の本当の親ではないと告げ、芽衣の出生の事実を話す。
芽衣が生まれた頃、敦史と芽衣は隣のアパートに住んでいて、
芽衣の母・マチ子(山口紗弥加)と夏実が助け合って生きていたことや
夏実の交際相手が薬物売買をしていた人で、それに関わった芽衣の父・春生が麻薬の
不法所持で逮捕され、心を病んだマチ子が、幼い芽衣を残して1人で逝ってしまった
ことを話した。
そんな幸子は、夏実のことが許せなくて、芽衣に近づかないでと敦史に言ったことを
明かした。
全ての事実を知り、傷ついた芽衣に春菜は、家族は家族であること、
そして、敦史とのことを芽衣がどうしたいかという気持ちが大事だと話す。
色々と重なり思い悩む芽衣は、今、お前が会って話さなければいけないのは、敦史だと
陸に言われたことを思い出し、敦史を運命の人と信じてある場所へと向かう。
一方、夏実の事実を知り傷ついた敦史は神社に向かった。
そこで芽衣の絵馬を見た敦史も…。
芽衣の絵馬には、2人の16歳の誕生日には雪が降りますようにと書かれてあった。


芽衣が向かった場所は、幼い頃、敦史と初めて会ったケーキ屋さんの前だった。
その時、雪が降り始め、芽衣の願いが叶うと、そこへ敦史が現れる。
芽衣と敦史は、16歳の誕生日を一緒に過ごすと約束していたのだ。
芽衣は、約束を覚えていてくれた敦史に喜びつつ、
どうして何も話してくれなかったの?
何を言われても、何があっても敦史のことを信じれば良かったという。
敦史はそんな芽衣を抱きしめた。
その時、芽衣は、あたしたちまた、会えるかな?と問う。
すると、敦史は、沢山の人がいる中、2人は出会えたことは凄いことだと話す。
そんな敦史は、どんな別れがあったとしても出会ったことには必ず意味がある
芽衣に告げる。
2人は想いを残しながらも改めて別れを確認しあった。
その後、敦史は麻美と約束したハンバーガー店にやってくる。
麻美に謝りながら敦史が近づいて行くと、麻美はハサミでリストカットしていた。
そんな麻美は、救急車に運ばれ…
一方、芽衣は沙良からメールが送られてきた。
そのメールは、誕生日のお祝いメッセージと芽衣に会って話したいことがある
という内容だった。



第9話でしたが、芽衣と敦史は、もう付き合わないのかな??
恋愛って難しいものですね!!
しかし、麻美がお店でリストカットしていたのには、ビックリ!!
敦史が約束を破ったと思ったんだろうねっ。
一応、敦史は遅れて約束の場所に行ったのに…。
麻美は、敦史のことが本当に好きなんだね。
でも普通、店員が気づくでしょ…??
救急車で運ばれた麻美は、大丈夫なのかな??
陸も事故で亡くなってしまったし、麻美も…!?
気になる…。